会計英語⑮ 「根拠資料」を英語で
改めて「話すときに使いやすい会計英語シリーズ」です。
前回に引き続き、名詞を選びました。
Table of Contents
1. 「根拠資料」を英語で
早速ですが、「根拠資料」って英語で何というのでしょうか?
これって色々な言い方があって、盛り上がりそうなネタですね。
私が個人的によく使うのは…
source documentsという表現です。
sourceは「ニュース・ソース」の「ソース」みたいに、「出所」や「情報源」という意味合いなので、「元資料」という感じでしょうか。
2. supportとセットで使いやすい
この根拠資料という用語とよくセットで使うというか、同じような意味をもつというか、そういう動詞にsupportがあります。
意味としては、「裏付ける」や「証拠付ける」という感じだと思います。
source documentsとセットで使うケースとしては、受動態にして、以下のようなイメージです。
(根拠資料によって裏付けられている)
例文にすると、以下のような感じです。
(すべての会計仕訳は、根拠資料によって裏付けられている必要がある)
こういう言い方をすると、監査法人に勤めてる会計士っぽいですね。
3. supporting documentsも「根拠資料」
supportがそういう意味なので、根拠資料について、supporting documentsという言い方もできます。
微妙に意味は違うかもしれませんが、海外子会社にsource documentsを要求しても、supporting documentsを要求しても、たぶんそんなに変なものは送られてこないと思います(笑)
今日はここまでです。
では、では。
「根拠資料」
➡ source documents(または supporting documents)
「根拠資料によって裏付けられている」
➡ to be supported by source documents
「(1) 単語を覚える → (2) 単語の組み合わせを覚える → (3) 英語を書く →(4) 英語で話す」の4段階に分けて、英語の勉強法(やオススメの書籍など)について書いています。
公認会計士が会計の英語を勉強したときの経過(4段階)
上記の段階に沿って、実際に私がどうやって英語の勉強をしてきたかを書いています。また、この記事の番外編では、「家出のドリッピー」的教材についても考察(?)しています。
佐和 周(公認会計士・税理士)
現 有限責任 あずさ監査法人、KPMG税理士法人を経て、佐和公認会計士事務所を開設。専門は海外子会社管理・財務DD・国際税務など。東京大学経済学部卒業、英国ケンブリッジ大学経営大学院(Cambridge Judge Business School) 首席修了 (MBA)。詳細なプロフィールはこちら。
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