会計英語⑩ 「戻入する」&「目的使用する」(引当金)を英語で
引き続き、「話すときに使いやすい会計英語シリーズ」です。
気がつけば、このシリーズも10回目ですが、前回は「引き当てる」をto provide (for)や、to recognise [recognize] a provisionで表現しました。
今回はその逆で、引当金などを「戻入する」パターンについて考えてみたいと思います。
1. 「戻入する」を英語で
早速ですが、この引当金などを「戻入する」って言葉、英語で何というのでしょうか?
答えは…
to reverseでいいでしょう。to provide (for)のときとは違って、前置詞は不要です。
to reverse A
(A(引当金など)を戻入する)
(A(引当金など)を戻入する)
例:引当金を戻入する
戻入するのはだいたい引当金ですが、「引当金を戻入する」なら、以下のような感じです。
to reverse a provision
(引当金を戻入する)
(引当金を戻入する)
受動態で以下のような感じでもいいですね。
A provision is reversed.
(引当金を戻入する)
(引当金を戻入する)
2.(引当金を)「目的使用する」を英語で
じゃあ、戻入するのではなくて、引当金を目的使用する場合はどうでしょうか?
これは普通にuseを使えばよくて、以下で通じると思います。
to use a provision
(引当金を使う[目的使用する])
(引当金を使う[目的使用する])
特にひねりはないです。すみません。
今日もさっぱりとここまでです。
では、では。
【今回の表現】
「Aを戻入する」
➡ to reverse A
「引当金を戻入する」
➡ to reverse a provision
「引当金を使う[目的使用する]」
➡ to use a provision
「Aを戻入する」
➡ to reverse A
「引当金を戻入する」
➡ to reverse a provision
「引当金を使う[目的使用する]」
➡ to use a provision
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「(1) 単語を覚える → (2) 単語の組み合わせを覚える → (3) 英語を書く →(4) 英語で話す」の4段階に分けて、英語の勉強法(やオススメの書籍など)について書いています。
公認会計士が会計の英語を勉強したときの経過(4段階)
上記の段階に沿って、実際に私がどうやって英語の勉強をしてきたかを書いています。また、この記事の番外編では、「家出のドリッピー」的教材についても考察(?)しています。
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この記事を書いたのは…
佐和 周(公認会計士・税理士)
現 有限責任 あずさ監査法人、KPMG税理士法人を経て、佐和公認会計士事務所を開設。専門は海外子会社管理・財務DD・国際税務など。東京大学経済学部卒業、英国ケンブリッジ大学経営大学院(Cambridge Judge Business School) 首席修了 (MBA)。詳細なプロフィールはこちら。
佐和 周(公認会計士・税理士)
現 有限責任 あずさ監査法人、KPMG税理士法人を経て、佐和公認会計士事務所を開設。専門は海外子会社管理・財務DD・国際税務など。東京大学経済学部卒業、英国ケンブリッジ大学経営大学院(Cambridge Judge Business School) 首席修了 (MBA)。詳細なプロフィールはこちら。
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