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佐和周のブログ

雑感

人生最大の選択ミスと『東大のクールな地理』

「人生最大の選択ミス」という言葉から、「結婚」というワードを連想した皆さん、こんにちは。お元気でお過ごしでしょうか?

今日はちょっと雑談です。

失敗ばかり

私は色んな失敗をしていますが、特にそれを悔やむことはありません。

記憶力の問題で、どういう失敗をしたかを全然覚えていないからです。違う。その失敗が今の自分を形成してくれたと信じているからです。

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たった1つの大きな後悔

ただ、そんな私にも、1つだけ、過去の選択ミスに関する大きな後悔があります。

それは、高校生のときの社会の科目選択で、地理を選択しなかった(日本史を選択してしまった)ことです。

「そんなこと?」と思われるかもしれませんが、そうなんです。

少し真面目に書くと、私の場合、海外関係の仕事が多いので、地理の知識が欠けていることが結構ネックになります。

必須ではないものの、企業の方と海外子会社のことを話すときも、現地に出張するときも、「もうちょっと地理の知識があればなあ」と思うことは非常に多いです。もちろん、現地の人との雑談の際の単純な教養としても。

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高校生からやり直し=学び直し

そこで、ちょっと学び直しすることにしました。私の場合、現状で地理の勉強といえば、「飛行機に乗っているときにマップでオランダなどの変な地名を探して喜ぶこと」くらいしかやっていません。要は、初心者だということです(ただし、オランダの地名に限ってはかなりの上級者)。

なので、「まずは高校の地理から始めよう!」ということで、手近にあった本で学び直しを始めました。以下の『最新版 東大のクールな地理』(伊藤 彰芳さん 著)という本です。

 

ちなみに、タイトルに「最新版」と入れるのは、なかなか高度なテクニックだなと思います。次は「超最新版」とかなんでしょうか。

『最新版 東大のクールな地理』

この本、全体的にいい感じです(笑)

まず、新書サイズ(?)なので、教科書に感じる抵抗がないし、何よりも読みやすい

あと、タイトルもいいですよね。軽く笑えるというか。最初、東大の先生の著書で、自ら「クールな」と言っているのかと思ったのですが、書いているのは河合塾の先生でした。

とはいえ、「クールな」という表現自体が、ちょっとアレなので、大人は普通避けると思います。ただ、実際に読んでみると、この本は結構クールです(←影響されてる)。

「高校生が知ってることを知らないなんてやばい」と思われるかもしれないですが、私のレベルだと、スタートはこれで十分でした。

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入試問題おもろい

ちょっとだけ内容をご紹介しますが、東大の地理の入試問題はかなり面白いです。

例えば、この本では、「拡大する貿易:パナマ運河の拡張」という項で、2018年の入試問題を取り扱っています。

パナマ運河は、拡張工事(2016年完了)により、従来よりも運河の幅や水深が大きくなったので、大型の船舶も(超大型の船舶以外は)通行可能になりました。それ自体は何となくですが、知識としてあります。

ただ、設問は、「これにより、東アジアの輸出入品輸送はどのような影響を受けるか」みたいな感じです。

問題文のなかで、「コンテナ船」とか「ばら積み船」とか、簡単な語句解説もしてあって、そういう語句を使って解答するのですが、解説を読むと、「へぇー」と思うことが多いです。

解説では、まずはパナマ運河を通過する貨物の出発地・到着地の上位国のデータ(パナマ運河庁による)を示してくれています。そのあたりが理解できると、解説がいう「この問題は、米中貿易摩擦で話題になるアメリカ合衆国と中国の貿易について、ちょっと変わった切り口で問うている」という点もよく理解できます。

解説上手いなあ。そして、これにちゃんと解答する高校生、偉いなあ。

その他、別の「アメリカ合衆国とインド」という項では、米国とインドの関係について、「ちょうど経度的に反対側にあって、昼と夜が逆になる」ので、「ソフトウェア産業では、時差を利用して24時間体制で取り組むことができる」みたいな話もありました。

やっぱり日本が関係しない国同士のつながりなんかは、なかなか触れることがないので、こうやって教えてもらえると、目から鱗です(この話から、移転価格の「外-外取引」のことを思い浮かべてしまったのは、ちょっと病んでますけど)。

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そういえば『鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁』も

そういえば、以前に以下の英単語の本をご紹介したのですが、これも結構反響がありました

土日にオススメの書籍紹介:『鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁』

 

この本をご紹介したのは、「基本的な単語を覚えるために使えそう」ということが第一にあったのですが、鉄緑会という謎の組織について書きたかったということもあります(笑)

高校生レベルで十分では?

地理と英語の例しか挙げてませんが、大人が高校の教科書や参考書で学べることは結構多いように思います。

もちろん、全方面に教養がある人は別ですけど。

少なくとも私の地理は、(オランダの地名を除いて)高校の参考書で十分なレベルのようです。

ちょっと地理が分かってきたから、そろそろ力試しで模試でも受けに行くかな(笑)

今日はここまでです。

では、では。

 

この記事を書いたのは…
佐和 周(公認会計士・税理士)
現 有限責任 あずさ監査法人、KPMG税理士法人を経て、佐和公認会計士事務所を開設。専門は海外子会社管理・財務DD・国際税務など。東京大学経済学部卒業、英国ケンブリッジ大学経営大学院(Cambridge Judge Business School) 首席修了 (MBA)。詳細なプロフィールはこちら

 

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