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新しい本:『一通りコーポレート・ファイナンス』の50テーマ

昨日に引き続き、新著について。

 

新しい本

今月(9月)下旬に、『50テーマ&100キーワードでわかる 一通りコーポレート・ファイナンス』という本が出ます。

今日は、この50のテーマの内容というか、全体の構成について。

50テーマ

50のテーマを章ごとに区切って書き出していくと、以下のような感じです。

Ⅰ. コーポレート・ファイナンスの視点で見る財務諸表

Q-1. コーポレート・ファイナンスと会計の関係
Q-2. 貸借対照表➀:資産や負債のわかりやすい切分け方
Q-3. 貸借対照表➁:純資産・自己資本・株主資本の関係
Q-4. 貸借対照表➂:バランス・シートの最適化とは
Q-5. 貸借対照表④:余剰資金保有の考え方
Q-6. 貸借対照表➄:政策保有株式の縮減
Q-7. 損益計算書:ファイナンスでよく使われる利益指標
Q-8. キャッシュ・フロー計算書:フリー・キャッシュ・フローとの関係

Ⅱ. キャピタル・アロケーション

Q-9. キャピタル・アロケーションの基本的な考え方

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Ⅲ. 資金調達と資本コスト

Q-10. 資金調達の分類
Q-11. 事業リスク・財務リスクと営業レバレッジ・財務レバレッジ
Q-12. 資本コスト➀:資本コストとは
Q-13. 資本コスト➁:資本コスト・要求収益率・割引率の関係
Q-14. 負債コストと負債の節税効果
Q-15. 株主資本コストとCAPM
Q-16. 加重平均資本コスト(WACC)
Q-17. 資本構成➀:代表的な理論
Q-18. 資本構成➁:実務上の検討事項
Q-19. 資本コストと資本収益性を示す指標との対応関係

Ⅳ. 投資とその判断基準

Q-20. 投資意思決定の手順とポイント
Q-21. NPV(正味現在価値)に基づく投資意思決定
Q-22. IRR(内部収益率)に基づく投資意思決定
Q-23. 投資意思決定時のハードル・レート
Q-24. 回収期間法に基づく投資意思決定
Q-25. 投資案件のキャッシュ・フロー予測のポイント
Q-26. 投資プロジェクトとしてのM&A
Q-27. 事業ポートフォリオの見直しと撤退の意思決定

Ⅴ. 株主還元

Q-28. ペイアウト政策と総還元性向
Q-29. 配当➀:配当政策と安定配当
Q-30. 配当➁:配当性向とDOEの関係
Q-31. 自社株買い
Q-32. 配当と自社株買いの比較

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Ⅵ. 資本収益性を示す指標

Q-33. 資本収益性を示す指標とその他の指標
Q-34. ROA
Q-35. ROE➀:重視される理由
Q-36. ROE➁:8%と比較することの意味
Q-37. ROE➂:ROEの改善方法
Q-38. ROE④:分母子の変動パターンの整理
Q-39. ROIC
Q-40. ROICスプレッドとエクイティ・スプレッド

Ⅶ. 企業価値と株価指標

Q-41. 自社の企業価値の把握
Q-42. DCF法による事業価値の把握
Q-43. EV/EBITDA倍率による企業価値の把握
Q-44. 残余利益モデルによる株主価値の把握
Q-45. PER
Q-46. PBR➀:重視される理由(PERやROEとの関係)
Q-47. PBR➁:PBR1倍割れの意味
Q-48. コングロマリット・ディスカウントと企業価値の関係
Q-49. IRと企業価値の関係
Q-50. ESGと企業価値との関係

Q&A形式

以上で50テーマです。

それぞれはQ&A形式になっていて、QとAの後に解説が付いてる感じです。

なので、1つ1つが読み切りで、お好きなところを読んでいただけるように、あえてぶつ切りにしています。

今日はここまでです。

では、では。

この記事を書いたのは…
佐和 周(公認会計士・税理士)
現 有限責任 あずさ監査法人、KPMG税理士法人を経て、佐和公認会計士事務所を開設。専門は海外子会社管理・財務DD・国際税務など。東京大学経済学部卒業、英国ケンブリッジ大学経営大学院(Cambridge Judge Business School) 首席修了 (MBA)。詳細なプロフィールはこちら

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