新しい本:『50テーマ&100キーワードでわかる 一通りコーポレート・ファイナンス』
ご無沙汰しています。
Table of Contents
新しい本
今月(9月)下旬に、『50テーマ&100キーワードでわかる 一通りコーポレート・ファイナンス』という本が出ます。
(改訂ではない)新しい本は2年ぶりくらいです。
こんなテーマです
テーマは、タイトルのとおりで、「そもそも資本コストとは?」 「ROEやPBRがなぜ重視されるのか?」「指標同士の関係性は?」「ROE8%超に根拠はあるのか?」「PBR1倍割れの意味は?」「余剰資金の保有は悪いことなのか?」みたいな内容を扱っています。
こんなコンセプトです
コンセプトは、以下のような感じです(「はじめに」からの抜粋です)。
本書は、コーポレート・ファイナンスに関する様々なテーマについて、ざっと一通り確認できるよう、「50のQ&A」と「100のキーワード」に整理したものです。著者がよく遭遇する論点や企業の方々のよくある疑問を中心に、「これだけ知っておけば、社内外のコミュニケーションがスムーズ」という、ちょうどいいくらいのレベルを目指しました。言い換えると、誰でもわかる簡単さも、逆にプロにしかわからない難しさもありません。企業の方々が、自社に関係するコーポレート・ファイナンスの論点について、ちゃんと秩序立てて説明できるレベルに目線を合わせています。
ざっと一通り
タイトルについて、私は「ざっと一通り」という表現を使っていたのですが、結局「一通り」だけが残りました。ただ、内容的には本当に「ざっと一通り」という感じで、広くいろんな論点を眺める感じです。
重視すべきポイントは各社各様だと思うので、「可能な限り内容を一般化して、全体を俯瞰できるように」という視点で書きました。自社で検討するときには、いろいろ調べて、アドバイザーからも意見をもらって、深く検討することになると思うので、そういう検討の基礎になるといいなと考えた次第です。
疲れたー
しかし、「本」という形にするのはつくづく大変だなと思います。編集者の方をはじめとして、いろんな方々にサポートしてもらって。
原稿を書くところまではいいのですが、やっぱりその後が大変なので、もうそろそろ限界だなと感じています。
しかも、今はアウトプットよりもインプットのほうが重要だったりもするので。
とりあえず、今日はここまでです。
では、では。
佐和 周(公認会計士・税理士)
現 有限責任 あずさ監査法人、KPMG税理士法人を経て、佐和公認会計士事務所を開設。専門は海外子会社管理・財務DD・国際税務など。東京大学経済学部卒業、英国ケンブリッジ大学経営大学院(Cambridge Judge Business School) 首席修了 (MBA)。詳細なプロフィールはこちら。