旬刊『経理情報』に「財務数値への影響がわかるケース100」の書評が掲載されました
旬刊『経理情報』2020年7月1日号に「この取引でB/S・P/Lはどう動く? 財務数値への影響がわかるケース100」の書評を書いて頂きました。
ちょっとだけ、その書評から抜粋させて頂きます。
まず以下は、自分でも書籍に「こう書けばよかったな」と思わされた部分です。
経理職に就く若手の方は、できあがった数字をチェックする仕事が多いが、できあがる前の数字について、こうなるはずであろう姿・形をイメージしておく必要があり、また、できあがった後の数字の影響も追いかける必要があるので、本書に書かれている「事前にだいたいの感じを押さえておく」考え方は重要である。
また以下は、個人的に「そうあってほしいな」と強く共感する部分です。
企業の経営幹部になられる方は、会社経営の意思決定をする重要な場では、必ず経理部門や経営企画部門から財務数値の影響について報告があり、その報告によって最終の意思決定を下す重要な局面を迎える場合がある。そのような時の判断に備える意味でも「ざっくりこんな感じになるのでは」、「将来はこう影響しそう」という大枠を掴んでおくことは必要になるだろう。
そして、最後にちょっと嬉しかった部分です。
もっと他にも詳しく書きたいところはたくさんあったと思われるが、あえてそこはグッと抑えてシンプルに説明されているので、経理職に就く若手の方や企業の経営幹部になられる方、これから経理関係の仕事に就きたいと希望される学生の方など、財務数値に興味のある幅広い層の方にぜひ読んでもらいたいお薦めの1冊となっている。
やっぱり分かって頂けるんだな、と。書くときに分量を削るのに苦労した身としては、この上なく嬉しいコメントでした。
酒井様、ありがとうございました!!!