会計英語㉘ 「配賦する」(配分する)を英語で
引き続き、「話すときに使いやすい会計英語シリーズ」です。
Table of Contents
1. 「配賦する」(配分する)を英語で
前回、減価償却について、「取得原価の配分です」みたいなお話をしました。
その他、会計では、いくつかのユニット(会社でも、部門でも、製品群でも)があるときに、そのユニット間で横断的に発生する費用を各ユニットに配分したりします。そういうのを特に「配賦」と呼んだりしますよね。
このように、会計の世界では、よく「配賦する」とか「配分する」とか言いますが、これって英語で何というのでしょうか?
答えは…
to allocateです。
「どこに」配賦するかはtoで
「どこに」配賦・配分するかを示したいときは、前置詞のtoを使います。
以下のような感じですね。
to allocate A to B
(A(費用など)をB(部門など)に配賦する)
(A(費用など)をB(部門など)に配賦する)
2. 「配賦」を英語で
ついでに、「配賦」を英語でいうと、allocationです。
動詞を名詞にしただけです。
で、解説しようと思ったのですが、すでに「配賦」という名詞について記事を書いていました。
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3. 「配賦する」を使った例文
なので、allocateを使った例文だけ以下に書いておきます。
There are various ways to allocate costs to each department.
(各部門に原価を配賦する方法は色々あります)
(各部門に原価を配賦する方法は色々あります)
上記のとおり、「どこに」配賦・配分するかを示すときの前置詞はtoということで。
この前置詞は、直感で喋ってもあまり間違わないと思います。
今日はここまでです。
では、では。
【今回の表現】
「配賦」
➡ allocation
「配賦する」
➡ to allocate
「A(費用など)をB(部門など)に配賦する」
➡ to allocate A to B
「配賦」
➡ allocation
「配賦する」
➡ to allocate
「A(費用など)をB(部門など)に配賦する」
➡ to allocate A to B
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上記の段階に沿って、実際に私がどうやって英語の勉強をしてきたかを書いています。また、この記事の番外編では、「家出のドリッピー」的教材についても考察(?)しています。
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この記事を書いたのは…
佐和 周(公認会計士・税理士)
現 有限責任 あずさ監査法人、KPMG税理士法人を経て、佐和公認会計士事務所を開設。専門は海外子会社管理・財務DD・国際税務など。東京大学経済学部卒業、英国ケンブリッジ大学経営大学院(Cambridge Judge Business School) 首席修了 (MBA)。詳細なプロフィールはこちら。
佐和 周(公認会計士・税理士)
現 有限責任 あずさ監査法人、KPMG税理士法人を経て、佐和公認会計士事務所を開設。専門は海外子会社管理・財務DD・国際税務など。東京大学経済学部卒業、英国ケンブリッジ大学経営大学院(Cambridge Judge Business School) 首席修了 (MBA)。詳細なプロフィールはこちら。
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