会計英語㊱ 「繰り延べる」を英語で
引き続き、「話すときに使いやすい会計英語シリーズ」です。
目次
1. 「繰り延べる」を英語で
早速ですが、「繰り延べる」って英語で何というのでしょうか？
答えは…
to deferです。
to defer A
（Aを繰り延べる）
（Aを繰り延べる）
ただ、to defer自体は「遅らせる」（to delay）という意味なので、会計の「繰り延べる」という表現とは完全にはマッチしないかもしれません。
2. 「繰り延べる」を英語で（もう少し長く）
もうちょっと長くてもよければ、以下のような表現も使えます。
to defer the recognition of A
（Aを繰り延べる）
（Aを繰り延べる）
例えば、以下のような感じですね。
to defer the recognition of revenue
（収益を繰り延べる）
（収益を繰り延べる）
3. 「（～が）繰り延べられる」を英語で
あと、to deferは受動態で使うことも多い印象です。
要は、「～が繰り延べられる」という表現で、例えば、以下のような感じです。
Revenue is deferred.
（収益が繰り延べられる）
（収益が繰り延べられる）
deferred revenue（繰延収益）のように、deferredを形容詞的に使うことも多いですね。
deferred tax assets（繰延税金資産）なんかも同じです。
4. 「繰延べ」を英語で
ついでにもう1つ。
「繰延べ」と名詞で言いたいときは、どういう表現を使うでしょうか？
これはシンプルにdeferralでいいと思います（以下の本でもその表現にしました）。
今日はここまでです。
では、では。
【今回の表現】
「繰延べ」
➡ deferral
「Aを繰り延べる」
➡ to defer A
➡ to defer the recognition of A
「繰延べ」
➡ deferral
「Aを繰り延べる」
➡ to defer A
➡ to defer the recognition of A
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会計・税務の英語の勉強法－4段階で必要なスキルを考える
「(1) 単語を覚える → (2) 単語の組み合わせを覚える → (3) 英語を書く →(4) 英語で話す」の4段階に分けて、英語の勉強法（やオススメの書籍など）について書いています。
公認会計士が会計の英語を勉強したときの経過（4段階）
上記の段階に沿って、実際に私がどうやって英語の勉強をしてきたかを書いています。また、この記事の番外編では、「家出のドリッピー」的教材についても考察（？）しています。
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この記事を書いたのは…
佐和 周（公認会計士・税理士）
現 有限責任 あずさ監査法人、KPMG税理士法人を経て、佐和公認会計士事務所を開設。専門は海外子会社管理・財務DD・国際税務など。東京大学経済学部卒業、英国ケンブリッジ大学経営大学院（Cambridge Judge Business School) 首席修了 (MBA)。詳細なプロフィールはこちら。
佐和 周（公認会計士・税理士）
現 有限責任 あずさ監査法人、KPMG税理士法人を経て、佐和公認会計士事務所を開設。専門は海外子会社管理・財務DD・国際税務など。東京大学経済学部卒業、英国ケンブリッジ大学経営大学院（Cambridge Judge Business School) 首席修了 (MBA)。詳細なプロフィールはこちら。
