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会計英語㉛ 「振り替える」を英語で

まだTNMMのお話の途中なのですが、ここでいったん「話すときに使いやすい会計英語シリーズ」です。

 

1. 「振り替える」を英語で

会計の世界では、「振り替える」という用語をよく使います。

例えば、「一定の金額をある勘定科目から別の勘定科目に振り替える」みたいな文脈で。

この「振り替える」って英語で何というのでしょうか?

答えは…

何というのかよくわかりませんが、私はよくto reclassifyを使っています。

ちなみに、こういう訳を当てている人はあまり見ません。私の知る限り、だいたいtransferと英訳されています。

なので、ちょっとマニアックな英訳の仕方なのかもしれず、その点だけお含みおきください(to reclassifyという英語の表現自体は超メジャーです)。

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to reclassifyの使い方

よくある使い方としては、以下のような形です。

to reclassify O from A to B
(OをAからBに振り替える)

思いついた例文を書いてみると、こんな感じです。

to reclassify €100 from Account X to Account Y
(100ユーロを勘定科目Xから勘定科目Yに振り替える)

こういう処理の修正以外で「振り替える」ケースとしては、以下のように、流動・非流動の振替えなんかもありますね。

to reclassify liabilities from non-current to current
(負債を非流動から流動に振り替える)

「振り替える」という表現を使う場面って、こんなもんでしょうか?

こうやって書いていると、そもそも自分が「振り替える」という日本語自体をちゃんと理解できていないことに気づきます。こういうのって、簿記とかで習うんでしたっけ? まあ、いいか。

あと、上でも書きましたが、たぶんto transferという表現のほうがよく使われていて、それでも別に問題ないんだと思います(知らんけど)。

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2. 「振替え」を英語で

ついでにもう1つ。

振替え」と名詞で言いたいときは、どういう表現を使うでしょうか?

以下の本の和英では、transferという表現にしました。

 

で、以下のような表現も入れました。

transfer from …
(~からの振替)
transfer to …
(~への振替)

reclassificationのほうがよかったかな。。。

じゃあ、今日はこんな感じで。

では、では。

【今回の表現】
「振替え」
➡ transfer
「振り替える」
➡ to reclassify
「OをAからBに振り替える」
➡ to reclassify O from A to B

 

 

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■会計英語の勉強法に関する記事はこちら
会計・税務の英語の勉強法-4段階で必要なスキルを考える

「(1) 単語を覚える → (2) 単語の組み合わせを覚える → (3) 英語を書く →(4) 英語で話す」の4段階に分けて、英語の勉強法(やオススメの書籍など)について書いています。

公認会計士が会計の英語を勉強したときの経過(4段階)

上記の段階に沿って、実際に私がどうやって英語の勉強をしてきたかを書いています。また、この記事の番外編では、「家出のドリッピー」的教材についても考察(?)しています。

 

この記事を書いたのは…
佐和 周(公認会計士・税理士)
現 有限責任 あずさ監査法人、KPMG税理士法人を経て、佐和公認会計士事務所を開設。専門は海外子会社管理・財務DD・国際税務など。東京大学経済学部卒業、英国ケンブリッジ大学経営大学院(Cambridge Judge Business School) 首席修了 (MBA)。詳細なプロフィールはこちら

 

 

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