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新しい本:『一通りコーポレート・ファイナンス』の50コラム

昨日に引き続き、新著について。

 

新しい本

今月(9月)下旬に、『50テーマ&100キーワードでわかる 一通りコーポレート・ファイナンス』という本が出ます。

この本は、50テーマ&100キーワードだけじゃなくて、コラムも50コに揃えています。

50とか、100とか、キリのいい数字じゃないと気持ち悪いというのは、一種の職業病ではないかと思います。監査をやっている人たちは、逆に財務諸表にキリのいい数字があると怖いんでしょうけど。

50コラム

ということで、シンプルに50のコラムのタイトルを書いてみると、以下のような感じです。

CF予測において貸借対照表を意識することの重要性
DOEの採用前に自己資本水準の適正化を
EV/EBITDA倍率とコントロール・プレミアム
FCFの計算要素間の相互関連性
M&AがEPSに与える影響
MM理論から得られる示唆
PERから期待成長率を逆算する
ROICによる管理がうまくいかないケース
TSRは中長期的視点で相対評価すべき
いったいキャッシュはどこにあるのか
コングロマリット・ディスカウント定量化の試み
すべてを自己資金で賄うという方針
そこまでしてβ値を計算する必要があるのか
その利益は企業の実力を表しているか
それでもIRRは使いやすい
ターミナル・バリューの割合が大きいことは問題ではない
どうにも怪しいM&AのNPV
ネガティブな増配とポジティブな減配
バランス・シートの最適化と固定資産の減損処理
よくわからない簿価純資産の位置付け
為替レートの変動がROEに与える影響
会計基準による財務諸表や財務指標の見え方の違い
会計上の利益率を用いた投資意思決定
格付けは高ければ高いほどよいわけではない
企業がROEを重視する理由
企業は事業別ハードル・レートを設定しているのか
企業は事業別貸借対照表を作成しているのか
企業価値の向上と株主価値の向上
金利上昇が将来や過去の投資に与える影響
経営者も理解しやすい回収期間法
現在価値計算の頻出パターン
高い総還元性向は何を意味するのか
最もシンプルな運転資本の増加パターン
資産の含み益がPBRに与える影響
資本コスト=「期待」と「失望」の分水嶺
資本コストと企業価値の関係
事業ポートフォリオの見直しはなぜ行われないのか
事業安定期におけるCFと利益の関係
事業外資産の売却と企業価値の向上
事業外資産の売却収入の使途
持分法による投資損益の取扱い
設備投資による償却負担とEBITDA
節税効果は割引率に反映
定性的にはそうかもしれないが定量化するのは難しい
内部留保=エクイティ・ファイナンス
分解後の指標がトレードオフの関係にある場合
本当に動くのはROICだけか
無借金経営が意味すること
有利子負債と無利子負債
余剰資金の評価がディスカウントされることの意味合い
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気づいたこと

えー、書いてみて気づいたのですが、このタイトルだけじゃ何のことかわかりませんね。

これで内容の予測がついてしまう方々には、この本は簡単すぎるかもしれません。

今日はここまでです。

では、では。

この記事を書いたのは…
佐和 周(公認会計士・税理士)
現 有限責任 あずさ監査法人、KPMG税理士法人を経て、佐和公認会計士事務所を開設。専門は海外子会社管理・財務DD・国際税務など。東京大学経済学部卒業、英国ケンブリッジ大学経営大学院(Cambridge Judge Business School) 首席修了 (MBA)。詳細なプロフィールはこちら

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