『2020年度税制改正後のタックス・ヘイブン対策税制』出版記念② タックス・ヘイブン対策税制を英語でいうと
今回も、『2020年度税制改正後のタックス・ヘイブン対策税制』の出版を1人で祝おうという企画です。
今日はいきなりの英語です。
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「タックス・ヘイブン」を英語でいうと
タックス・ヘイブン対策税制にいう「タックス・ヘイブン」って、英語で何というのでしょうか?
答えは、tax havenです。
そのままです。
havenとは
このhavenですが、「港」という意味のほか、「安全な場所」という意味もあります。
そういう意味で、safe havenなどとも言ったりします。
そこにお金を置いておけば、目減りしないという意味で、「安全な場所」ということになるでしょうか。
絶対にやってはいけないミス
ここで絶対にやってはいけないミスは、heavenと書いてしまうことです。
「税金天国」(笑)
書くのも憚られるほどの定番ネタなので、税務をやっている人がこれを本気で間違えると相当恥ずかしいことになります。
覚悟してください。
「タックス・ヘイブン対策税制」を英語でいうと
次に、「タックス・ヘイブン対策税制」は英語で何というのでしょうか?
一番自然なのは、CFC rulesだと思います。
タックス・ヘイブンは、tax havenなので、anti-tax haven rulesとかでもいいですよ。
ここでanti-は「反~」の意味です。
ただ、OECDのBEPSプロジェクトでも、タックス・ヘイブン対策税制をCFC rulesと呼んでいるので、CFC rulesと訳したほうが、海外とのコミュニケーションはスムーズでしょうね。
CFCとは
ちなみに、CFCは、controlled foreign company(被支配外国法人)の略です。
タックス・ヘイブン対策税制の適用対象法人なので、日本の税制だと「外国関係会社」のことですね。
被支配外国法人に関する規制で、CFC rulesということで。
今日はここまでです。
では、では。