会計英語 「租税公課」を英語で
今日は、以下の書籍から、会計に関する英単語を抜き出しています。
『英和・和英 海外取引で使える会計・税務用語辞典』(佐和 周 著)(Amazon)
が、今日は上記の書籍には書かなかったものです。
Table of Contents
税務通信の連載で
じゃあ、どこに書いたかというと、税務通信さんの「税務の英語・基礎の基礎」という連載です。
細々と続いており、たまに「連載、楽しみにしています!」と声をかけてもらったりして、こっそりと喜んだりしています。
租税公課を英語で
本題に入りますが、「租税公課」って、英語で何というのでしょうか?
上記の連載に書いたのは…
taxes and duesという表現です。
duesとかpublic duesとか
ちなみに、ここでのduesは「賦課金」という意味です。
日本語として、「公課」は、国や地方公共団体によって課されるもの(納めるもの)という意味のようですが、「租税公課」という勘定科目では、「租税」を別扱いしているので、「租税以外で国や地方公共団体に納めるもの」という意味合いでしょうか。
仮にそのような意味だとすると、確かに「公課」の訳として、duesはピッタリだと思いますし、公のものであることを明確にしたければ、public duesでもOKです。
SG&Aのほう
なお、「租税公課」は、販売費及び一般管理費(SG&A: selling, general and administrative expenses)に入ってるほうです。
「法人税、住民税及び事業税」はcurrent tax expenseと訳します。
今回はここまでです。
では、では。
「(1) 単語を覚える → (2) 単語の組み合わせを覚える → (3) 英語を書く →(4) 英語で話す」の4段階に分けて、英語の勉強法(やオススメの書籍など)について書いています。
公認会計士が会計の英語を勉強したときの経過(4段階)
上記の段階に沿って、実際に私がどうやって英語の勉強をしてきたかを書いています。また、この記事の番外編では、「家出のドリッピー」的教材についても考察(?)しています。
佐和 周(公認会計士・税理士)
現 有限責任 あずさ監査法人、KPMG税理士法人を経て、佐和公認会計士事務所を開設。専門は海外子会社管理・財務DD・国際税務など。東京大学経済学部卒業、英国ケンブリッジ大学経営大学院(Cambridge Judge Business School) 首席修了 (MBA)。詳細なプロフィールはこちら。
『英和・和英 海外取引で使える会計・税務用語辞典』(佐和 周 著)(Amazon)