相次ぐ増刷で夢の印税生活へ

最近はグローバル・ミニマム課税のことを書いているのですが、書けば書くほどブログの読者が減っていくという現象が発生しています。有害な内容なんですかね。「どこまで減るか」という実験は続ける予定ですが、今日は雑談です。
またいくつか本が増刷になったので、そのご報告ということで。
Table of Contents
一通りコーポレート・ファイナンス
増刷が続いた中でひときわ嬉しかったのが、『50テーマ&100キーワードでわかる 一通りコーポレート・ファイナンス』の2回目の増刷です。
『50テーマ&100キーワードでわかる 一通りコーポレート・ファイナンス』
このテーマで4,180円なので、著者としてはほんと申し訳ない限りなのですが、それでも多くの方が買ってくださっていることを有難く思います。
観測範囲で使い方をお聞きすると、通しで読むというよりは、「必要なときに必要な箇所を読む」という辞書的な使い方なのかなという印象です。
そういう意味では、「1テーマ読み切り」という形式ははまってるのかもしれません。
財務数値への影響がわかるケース100
あと、一通りコーポレート・ファイナンスとセットなんだと思いますが、『この取引でB/S・P/Lはどう動く? 財務数値への影響がわかるケース100』という本も増刷になっています(何回目かは不明)。
『この取引でB/S・P/Lはどう動く? 財務数値への影響がわかるケース100』
これも何気なく(?)書いた本ですが、純粋に嬉しいなあと思います。
海外取引の経理実務ケース50〈第3版〉
また、少し前ですが、『これだけは押さえておこう海外取引の経理実務ケース50〈第3版〉』も増刷になりました。
『これだけは押さえておこう海外取引の経理実務ケース50〈第3版〉』
この本は第2版がすごく売れたので、「第3版にニーズはあるのかな」と思っていたところで、そういう意味では一安心です。
内容はまたブログでもご紹介しようと思っています。
2020年度税制改正後のタックス・ヘイブン対策税制
同じく少し前ですが、『2020年度税制改正後のタックス・ヘイブン対策税制』も増刷になっています。
そういえば、昨秋、外国税額控除の関するウェブセミナーのアンケート(講師へのメッセージ)で、「本セミナーとは関係ありませんが、CFCに関する書籍の改訂版をお待ちしています」みたいなメッセージを頂いて、ちょっと笑った記憶があります。
どなたかわからないですが、個人的にはこういう「ぶっこみ」は結構好きです。ありがとうございました(改訂するという言質は取らせないスタイル)。
ずっと増刷になっている本
あと、私もよく把握できていないのですが、以下の2冊も継続的に増刷になっています(増刷の際に頂いた献本が積み上がっているので)。
『M&Aにおける 財務・税務デュー・デリジェンスのチェックリスト』
『これだけは押さえておこう 海外子会社管理の会計・税務・財務ケース50』
もうよくわからないですが、ありがとうございます。
印税生活
これだけ増刷になっていれば、印税で生活できるのではないかと思われるかもしれません。
言いづらいのですが、事実そのとおりです。
2~3日なら、切り詰めれば印税生活は可能だと思います。
残りの240日くらいの営業日は一生懸命働きます。
今日はここまでです。
では、では。
佐和 周(公認会計士・税理士)
現 有限責任 あずさ監査法人、KPMG税理士法人を経て、佐和公認会計士事務所を開設。専門は海外子会社管理・財務DD・国際税務など。社外監査役(東証プライム&スタンダード上場企業)。東京大学経済学部卒業、英国ケンブリッジ大学経営大学院(Cambridge Judge Business School) 首席修了 (MBA)。詳細なプロフィールはこちら。