第13回 特定無形資産を英語で
引き続き「無形資産の譲渡取引とDCF法」シリーズです。
今回はちょっと息抜きです。
特定無形資産を英語で
特定無形資産は英語でどう訳せばいいでしょうか?
hard-to-value intangibles (HTVI)と言っておけばいいと思います。
評価困難な無形資産ってことですね。
税務における「特定」の訳
ちなみに、税務では「特定」という表現がよく出てきますが、これを直訳してspecifiedみたいにすると、海外の人たちは「?」となります。例えば、「specified intangiblesって、何が特定されてるの?」という感じです。
なので、「特定」をそのまま訳すのではなくて、「特定無形資産」が意味するもの、つまり、「評価困難な無形資産」を英訳するってことですね。
hard-to-value intangiblesもHTVIも、OECDが使っているので、全世界で通じると思います(知らんけど)。
今日はここまでです。
では、では。
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この記事を書いたのは…
佐和 周(公認会計士・税理士)
現 有限責任 あずさ監査法人、KPMG税理士法人を経て、佐和公認会計士事務所を開設。専門は海外子会社管理・財務DD・国際税務など。東京大学経済学部卒業、英国ケンブリッジ大学経営大学院(Cambridge Judge Business School) 首席修了 (MBA)。詳細なプロフィールはこちら。
佐和 周(公認会計士・税理士)
現 有限責任 あずさ監査法人、KPMG税理士法人を経て、佐和公認会計士事務所を開設。専門は海外子会社管理・財務DD・国際税務など。東京大学経済学部卒業、英国ケンブリッジ大学経営大学院(Cambridge Judge Business School) 首席修了 (MBA)。詳細なプロフィールはこちら。