2025年の抱負

早くもグローバル・ミニマム課税のことを書くのに飽きてきたので、書いてなかった今年の抱負を書こうと思います。

反響があった昨年末の記事

まず、昨年末に書いた「2024年を振り返って」という記事について、たくさんの反響をいただき、ありがとうございました。

やっぱり「アンデスメロン＝『安心ですメロン』の略」というのは、多くの人にとって衝撃だったんだなと思いました。

2025年も有益な情報を提供できるように頑張ります。

2025年の抱負

2025年の抱負ということで、少し真面目に書くと、昨年は自分の知識不足を思い知らされる場面が多かったので（社外監査役としてのお仕事など）、今年はどんどん新しい知識を入れてパワーアップ（？）したいと思います。

そして、本業のほうは、より理想的な形に近づけていく所存です。

ここ数年感じていたことですが、私の専門分野では、なかなか人の採用が進まない（マーケットに人がいない）こともあり、人材育成を重視する企業が増えてきたように思います。

それを受けて、「顧問契約の枠内で社内研修の講師を担当する」という形態が多くなってきました。資料を準備して、普段お仕事をしている方々（の部署の方々）に向けて、ちょっとかしこまってお話する感じです。レベルは色々で、入門的な解説をしたり、結構本気でディスカッションしたり。テーマも色々で、国際税務が多いですが、経営企画の方にファイナンスのお話をしたり、内部監査の方に海外子会社管理のお話をしたり。

これ、想像以上にいい仕事だなと思いました。研修への参加人数が限られていて、お互いに顔が見えるレベルだと、普段聞けなかった疑問が聞けたり、身近に感じてもらって「質問しやすくなった」という感想を頂いたり。基礎に関する共通理解があると、日常業務でいただくご質問なんかもレベルが上がって、お互いにやりがいが増してる気もします。

in and out

そうそう、新しいお仕事が増えるということは、できなくなるお仕事もあるということで、2009年から続けてきた関学の非常勤講師は、2024年で終了になりました。やっぱり体力的に厳しくなってしまったので。感想としては、本当にいい学校だったなあというところに尽きます。ずっと梅田のサテライト・キャンパスで、上ヶ原に行く機会がなかったのが唯一の心残りです。

あと、上記のとおり、個別企業向けの研修に力を入れるので、代わりに一般向けセミナーは順次終了の方向でお願いしていこうと考えています。もちろん、会場型は楽しいので続けますし（ご依頼をいただける限り）、長期の契約のあるところも続けますので（誰に言っているのか）。

本を書く約束もないので、今年はこのまま少し余裕あるスケジュールでいくつもりです。ここ数年、お仕事で引き合いを頂いても、余力がないことも多く、この状況は何としても改善しないといけないと思っています。

ということで、めちゃくちゃ遅いですが、今年もどうぞよろしくお願いします。