2024年を振り返って
久しぶりにブログを書きます。
2024年も残りわずかとなったので、少し振り返っておきたいなと思って。
長年同じ(ような)仕事をしていると、びっくりするような事態が起こることは少なくなってくるのですが、それでもたまに衝撃的な事案には遭遇します。
アンデスメロン事案
2024年でいうと、アンデスメロン事案がありました。
エレベーターでセミナー会場のフロアまで向かっていたとき、ふとエレベーター内の小さなディスプレイ(操作盤の上にあるやつ)を見ると、「アンデスメロンは、『安心ですメロン』の略で、アンデス山脈は関係ありません」みたいなことが書いてありました。
「え、そうなん?」と思って、動揺を悟られないように携帯で調べたのですが、本当にそうみたいでした。てっきり「原産地がアンデス山脈のどこかだから、アンデスメロンなんだろう」と思っていたので、これは軽い衝撃でした。
ただ、本当に衝撃を受けたのは、全般的な雑さのほうです。
まず、日本語として「『です』って何やねん」というところです。「です」は助動詞でしょう、と。「安心メロン」ならいいけど、「安心ですメロン」って…
もう1つ、略し方も雑だよなあ、と。「安心ですメロン」の「心」を無視するのもどうかなと思いますよね。やっぱり「心」こそが重要なので。
よいお年をお迎えください
セミナー会場に着くまでの1分未満の間に起きた上記の出来事が、私の2024年のハイライトでした。
白状しますが、セミナーの帰りは、不安ばかりが頭をもたげてきて、「え? さすがに夕張メロンは、夕張のメロンだよな?」とドキドキで調べながら帰宅しました。
では、皆さま、よいお年をお迎えください。
佐和 周(公認会計士・税理士)
現 有限責任 あずさ監査法人、KPMG税理士法人を経て、佐和公認会計士事務所を開設。専門は海外子会社管理・財務DD・国際税務など。東京大学経済学部卒業、英国ケンブリッジ大学経営大学院(Cambridge Judge Business School) 首席修了 (MBA)。詳細なプロフィールはこちら。