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第90回 実際の会社の数字をちょっと教えてよ

第90回は、こども君が興味を持った会社の数字を見ていきます。売上高の大きさとか、利益率の水準とか、色々なことが気になるようです。そして、こども君の興味は配当に向かっているみたいです。

最近はちょっと大きな数字を見て、どれくらいの金額なのかイメージを持とうとしてたんだよね。

 
 

うん。いい会社思いついた!

早いね。どこかな?

 
 

大阪ガス!

(笑)

 
 

だって、よくCMでやってるもん。

そっか。わかった。売上高は1兆4,000億円弱で、当期純利益は420億円弱かな。

 
 

でも、それだったら、前回見たソフトバンクのほうが大きいの? あれ、ソフトバンクのほうがだいぶ売上高が大きいのに、利益はあんまり変わらないな。大阪ガスのほうが利益率が高いってこと?

うん。売上高の規模で見れば、ソフトバンクのほうが大きい。でも、確かに最終利益はそんなに変わらないね。ちゃんと決算を見てみないとわからないけど、利益率の面ではこども君の言うとおりだと思うよ。

 
 

大阪ガスはもっと大きな会社だと思ってた。

東京のほうは東京ガスがあるもんね。

 
 

ああ、ソフトバンクは全国なのか。

そうだね。それと、またいつか話すけど、これは「連結」といって、グループの他の会社の数字も足した数字なんだ。だから、ソフトバンク株式会社と大阪瓦斯株式会社、それぞれ1社でそんなに売上があるわけじゃない。

 
 

わかった。

 
 
 
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もうちょっと見てみる?

 
 

うん。ハーゲンダッツ!

ああ、それはオランダの会社かな。あれ?アメリカだっけ? いま調べたら、日本にも「ハーゲンダッツ ジャパン株式会社」っていう会社があるみたいだけど、上場会社じゃないから、どれくらい大きいのかはわからないね。ハーゲンダッツ ジャパン株式会社の株主の1つがオランダの会社で、その上はアメリカの会社みたい。ちょっと難しいね。

 
 
 

うん、やめとく。じゃあ、任天堂! これはさすがに上場してるでしょ。

そうだね。決算短信を見ると、2020年3月期の売上高は1兆3,000億円くらい。当期純利益は2,600億円くらいあるね。

 
 

あれ? 売上高は大阪ガスと同じくらいなのに、利益率がめちゃくちゃ高い。

そうだね。ちょうど売上高の20%くらいの利益が残っているから、これはすごく利益率の高い会社と言っていいと思うよ。

 
 

ほんとだ。ちょうど20%になってる。そしたら、いっぱい配当がもらえるの? あ、上場しているから、株主がいっぱいいるのか。

 
 
 
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うん。配当は1株当たりで1,090円みたい。年間の金額だけど。で、配当金の総額が1,300億円だから、ちょうど利益の半分を株主に払うことにしてるみたいだね。

 
 

ほんとだ! あとは投資してるのかな。

そう、そう。その考え方でいいよ。けっこういっぱいお金も持っている会社だから、本当に投資するのかはわからないけどね。

 
 

内部留保!

そのとおり。投資するかどうかはわからないけど、内部留保しているのは間違いない。でも、配当しなければ、それは内部留保だから、別に内部留保した分のお金を持ってるわけじゃないけどね。覚えてるかわからないけど、内部留保というのは、利益剰余金を積み上げる話。お金の話じゃなかったよね。

 
 

ああ、そうか。

ちなみに、「当期純利益のうちどれくらいの割合を配当したか」という指標を「配当性向」と呼ぶ

 
 

あ、さっき書いてあった。

そう。「決算短信」っていって、「今期の決算はこんな感じでした」って東証とかに発表するんだけど、そこに配当性向は書いてあるね。じゃあ、任天堂の配当性向ってどれくらい?

 
 

ちょうど半分だから50%だね。

正解。これも連結ベースだけど、配当性向50%という方針で配当してるみたいだね。

 
 

そっか。そんなこと決めてるんだ。

うん。配当が欲しい株主とそうじゃない株主がいるから、最初に言っておいてもらわないと困るよね。じゃあ、今回はここまで。

 
 

もう時間か。でも、まだ聞きたいことがあるから、今度聞くね。

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