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第65回 利益はフロー概念で、利益剰余金はストック概念です

第65回は、利益と利益剰余金の関係を考えます。結局のところ、それが損益計算書と貸借対照表のつながりなんですよね。ちょっと難しいですが、この機会に「フロー概念」と「ストック概念」の区別もちゃんとしておきたいと思います。

前回、聞きたいことがあるって言ってたよね?

 
 

うん。あのー、そのー、純資産。

純資産がどうした?

 
 

あ、純資産じゃないや。

え?

 
 

いつも利益って呼んでるのは、利益剰余金のことなの?

すごくいい質問だね。2つの紛らわしい概念があったら、できるだけ明確に区別したほうがいいよね。利益と利益剰余金は別物だよ。フローとストックの違いってわかる?

 
 

(こどもちゃん乱入) ストックってためておくものでしょ?

あ、こどもちゃん。

 
 

うわー

そうだね。ストックは、基本的に一時点の量だね。その時点で、「どれだけ持っているか」のイメージかな。じゃあ、フローは? キャッシュ・フローっていうよね?

 
 

キャッシュ・フローはお金の動きだから、フローは動きのほうだと思う。

正解。フローが増減で、その結果の一時点の量がストック。お風呂の浴槽があったら、お水を入れたり、抜いたりしたら、水の量が増減するよね。それがフロー。お風呂だけに。

 
 
 

えー

で、一定期間内に流れたというか動いた水の量がフローだね。一方、ストックは、ある一時点の浴槽の中の水の量。

 
 

じゃあ、フローで水が増えたり減ったりして、その途中でも最後でもいいから、一時点の浴槽の水の量がストックのほうか。

正解。「フローで水が増えたり減ったり」って、「風呂で水が増えたり減ったり」に似てるね。

 
 

わはは。

楽しいね。

 
 

それはもういいよ。

 
 
 
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で、話を戻すけど、利益というのはフロー概念。利益剰余金というのはストック概念

 
 

利益が動くの? 利益が動かしやすいから?

いや、利益が操作しやすいという話はまた別。利益というのは、1つの事業年度という決まった期間で、どれだけ会社の純資産、というか、利益剰余金が動いたかってこと。だから、期首の利益剰余金が500で、その事業年度の利益が100なら、期末の利益剰余金は…

 
 

600!

正解。

 
 

お風呂で考えるとわかりやすいね。

もうその話は終わったから。真面目な話をするけど、利益が100ということは、利益剰余金が100増えるってこと。フローの累積がストックになるから。

 
 

そういうことか。

 
 
 
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で、もう1つ。その事業年度の利益が100ということは、期首に比べて、期末ではお金とかの資産が100増えているはず。ほんとは負債が100減ってもいいんだけど、今はそれは無視して、資産のほうで考える。いいかな?

 
 

うん。それはわかるよ。さっきそうだったから。お金が100増えたよね。

そのとおり。だから、利益が100ってことは、貸借対照表の左側で資産が100増えるってこと。一方、利益が積み重なった利益剰余金は、貸借対照表の右側の純資産の一部だから、貸借対照表の右側も100増える。そうすると、貸借対照表はまたバランスするよね?

 
 

ああ、わかった。そうじゃないと貸借対照表がバランスしないから。

だから、昔から利益を積み重ねてきている会社は、利益剰余金が大きいよ。過去の蓄積があるってことだね。イメージは湧いたかな?

 
 

湧いた!

お風呂だけに。

 
 

どこまで引きずってるの?

 
 

じゃあ、今回はここまでね。

(笑)

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