1. HOME
  2. ブログ
  3. こども会計
  4. 第62回 貸借対照表の左右は必ずバランスする

BLOG

こどもCFOブログ

こども会計

第62回 貸借対照表の左右は必ずバランスする

第62回は、貸借対照表が左右でバランスすることを確認します。資金調達を例に、貸借対照表の動きがイメージできるか試してみたのですが、慣れないとちょっと難しいみたいです。

前回は、純資産の話をしたよね?

 
 

うん。資産から負債を引いたもの。で、貸借対照表でバランスをとるためのもの。

正解。じゃあ、純資産って誰のもの?

 
 

会社のものじゃないの? どういうこと?

うん。資産は会社のもの。負債も会社のものだよね。だから、差額の純資産も会社のもの。それは、そのとおり。じゃあ、例えば、資産が500円で、負債が300円の会社がある。この会社を清算したら、差額の200円はどうなる?

 
 

清算?

「清算」というのは、会社をやめること。解散して、会社を無くしてしまうことかな。

 
 

差額の200円は… でも、これも会社のものでしょ?

じゃあ、会社自体は誰のもの?

 
 

いまその話をしようとしてた。会社は株主のものだけど、前に1回話したのは、会社にあるお金は、最後に全部株主に行くって言ってたから、それと同じことなのかな?

そう、そう。そのとおり。資産は最後はお金に変わる。で、そのお金で借入金みたいな負債を返す。そうすると、純資産の分のお金が残る。会社はもう無くなるから、残ったお金は会社の持ち主である株主に返す。そういう流れだね。

 
 

うん、うん。それはよくわかる。

だから、純資産は株主のもの。いいかな?

 
 

わかった!

 
 
 
スポンサーリンク

じゃあ、資本金は純資産に含まれるんだけど、それは違和感ある? そもそも資本金って何だった?

 
 

資本金は株主が入れたお金。会社という箱に入れるもの。

そうだね。でも、お金自体じゃなくて、会社が株主から調達した資金を、貸借対照表の右側に書いておく感じだったね。

 
 

うん。

でも、資本金は負債じゃないよね? 別に誰からも借りてないし。

 
 

うん。株主には返さなくていいしね。置いておこうと思えば、ずっと置いておけるし。

 
 
 
スポンサーリンク

そのとおり。じゃあ、数字を使って考えてみようか。まず200円の資本金で会社を作った。で、銀行から300円のお金を借りた。借入金が300円になるよね? お金は全部でいくらになる?

 
 

お金の200円から負債の300円を引くの?

違うよ。まず、資本金の形で200円を調達した。次に、借入金の形で300円を調達した。だから、貸借対照表の右側は、調達した総額の500円…

 
 
 

あ、あ、お金は200円のままか。

銀行からお金を借りても、お金が増えないなら、借りた意味ないよね?

 
 

ああ、そうか。200円のままだと、借りて、返したことになっちゃってるのか。

借入金の300円は残ってる前提。そうすると、この会社はお金をいくら持ってる?

 
 

最初の200円と借りた300円で、合計500円か。あれー、何でわからなかったんだろ。

そうだね。お金は資産だから、資産も500円。これで貸借対照表はバランスしたよね。

 
 
 

あー、ほんとだー。面白いね。普通に考えたら、当たり前のことなんだけど、こうやって貸借対照表に書くと不思議な感じがするね。

そうだね。バランス・シートって意味合い、わかったかな?

 
 

うん、だからバランス・シートなんだね。わかった!

純資産があるからバランスするだけなんだけどね。じゃあ、今回はここまで。この話はもうちょっと続けよう。

めざせ!こどもCFOブログの目次はこちら

 
 
 
 

関連記事

こどもCFOブログ|記事一覧

こどもCFOブログ|アーカイブ

佐和周のブログ

スポンサーリンク