1. HOME
  2. ブログ
  3. こども会計
  4. 第57回 前受収益って何て読むの?

BLOG

こどもCFOブログ

こども会計

第57回 前受収益って何て読むの?

第57回は、経過勘定のうち、最後の前受収益について話します。こども君はだいぶ損益の計算の仕方に慣れたようですが、やっぱりまだちょっと難しいところが残っているようです。

前回まで未収収益を見てきたよね。貸付金の利息の例を使って。

 
 

うん、うん。

で、未収収益は、「その事業年度の収益で、かつ未収の状態になっているもの」というイメージは理解できたかな?

 
 

理解できた!

じゃあ、このシリーズだけど、最初に前払費用のことを考えた。確か賃借料の話だったね。次に未払費用。えーっと、何の例を使ったっけ?

 
 

水道光熱費だよ。

そうだった。未払費用は水道光熱費だったね。で、その後、未収収益を見た。あといくつ残っていると思う?

 
 

え? 先に回収する収益があるの? 全体が偶数になりそうだから、あと3つか5つかな?

(笑) 正解は、あと1つです。

 
 

あと1つだけか。じゃあ、収益のほうか。「何とか収益」。

当たり。

 
 

先にもらう収益か。そんなことある?

そんなこともあるけど、まずは「~収益」っていうのを当ててみて。

 
 

「まえ…」、あ、「ぜん…」か。「前収収益(ぜんしゅうしゅうえき)」。

惜しいんだけど、それ以上に面白いね。禅宗みたい。正解は、「前受収益(まえうけしゅうえき)」。

 
 
 

受ける? そんなの聞いたことない。

 
 
 
スポンサーリンク

そうだね。先に入金を「受ける」感じかな。よく前受になるものって、何か思いつく?

 
 

先にもらう? いままで習ってきたことで?

この前も言ってたけど、「習う」って新鮮でいいね。仕事ではあんまり使わない言葉なのかも。質問に対する答えはYES。逆から見たけど、そういう話はあったと思うよ。「賃貸料」ってわかる?

 
 

ああ、賃借料の逆か。そうか、賃借料をもらうほうから見ればいいのか。

うん。そうだね。じゃあ、また3月決算の会社を例に使おう。会社が持っている不動産を3月1日から1年間貸すことにした。つまり、来年の2月末まで。賃貸料は月100円だけど、3月1日に1年分の賃貸料を全部もらう。いいかな?

 
 

ここまではわかる。

じゃあ、この不動産の賃貸から生まれる全体の収益は何円かな?

 
 

1,200円。

正解。あ、未収収益のところで、聞き忘れてた。ちょっと話を戻してもいい?

 
 

うん。

未収収益が資産ってわかる?

 
 

ちょっとしたら、お金が入ってくるからね。それはわかる。

そうか、ならいい。ごめん、ごめん。じゃあ、前受収益に戻ろう。いま3月決算の会社が3月1日に1年分の賃貸料1,200円をもらった。このうち、3月末までの事業年度の収益は何円?

 
 

100円だけ。

正解。一応、図を描いてみようか。

 
 
 

未収収益の話とだいたい一緒だね。

うん。お金をもらうタイミングが違うけどね。

 
 

それはそうだね。

じゃあ、前受収益はいくらかな?

 
 

え? 100… あれ? 1,100円って書いてある。

あ、これはちょっと混乱しそうだな。じゃあ、次回にまわして、もうちょっとゆっくり話そうか。

 
 

えー。でも、わかった。ありがと。

めざせ!こどもCFOブログの目次はこちら

 
 
 
 

関連記事

こどもCFOブログ|記事一覧

こどもCFOブログ|アーカイブ

佐和周のブログ

スポンサーリンク