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第54回 貸付金って変な言葉だね

第54回は、経過勘定のうち、未収収益について話そうと思ったのですが、その前段階の貸付金のところで止まってしまいました。ただ、こども君は、少し貸借対照表などの動き方がわかってきたようです。

ここまで、賃借料とか水道光熱費について、「お金が出ていくタイミング」と「費用になるタイミング」の関係を見てきたけど、だいたい大丈夫?

 
 

うん、大丈夫。

前払費用はお金が先。だから前払費用は資産。それに対して、未払費用は費用化が先。だから未払費用は負債。このあたりもOKかな?

 
 

OK。もう習ったからね。

 
 
 
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(笑) じゃあ、今回は収益。まず、収益って何の反対?

 
 

お金がプラスになるのが収益だから、マイナスになるのは… だから、何だ? 費用ってお金がマイナスになるよね?

うん、そのとおり。収益の反対は費用。でも、費用ってお金がマイナスになる?

 
 

ああ、そうか。でも…

未払費用って、費用を計上するけど、お金はまだ払ってないよね?

 
 

そうか。費用にするだけで、お金はマイナスにならないのか。

でも、いつかはお金がマイナスになるよね。それが来月のことか、再来月のことか、あるいはもっと先のことかはわからないけど。

 
 

わかった。

あと、先にお金がマイナスになっている…

 
 

前払費用!

はい、はい。わかったね。だから、費用は「お金がマイナスになるもの」というより、「利益を計算するときにマイナスされるもの」というイメージのほうがいいよ。

 
 

うん、わかった。お金自体の動きじゃないもんね。

そう、そう。お金の動きは、キャッシュ・フローの問題だから、利益というか損益の問題とはまた別だね。

 
 

そうだね。ありがと。

じゃあ、収益も「お金がプラスになるもの」じゃなくて、「利益を計算するときにプラスされるもの」ということになるね。

 
 

うん。だいぶ頭が整理されてきた。

 
 
 
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それはよかった。じゃあ、今日は「貸付金」について考えよう。貸付金ってわかるかな?

 
 
 

「貸して」「付ける」お金? 何?

ペタペタ(笑) 正確には、「貸し付ける」だけどね。銀行から借入れしたとき、「借入金」って呼んだの覚えてる? 負債だけど。

 
 

うん、覚えてる。あ、そうか。例えば、銀行から借りたとき、こっちから見たら「借入金」だけど、銀行から見たら「貸付金」ってことか。

正解。だから、会社が誰かにお金を貸したら、それが「貸付金」になるってことだね。じゃあ、この「貸付金」って、資産だと思う? それとも、負債だと思う?

 
 

え、負債ではないでしょ? だって、貸してるんだから。

そうだね。

 
 

借りたら負債ってことは、貸したら資産。

うん、そのイメージで合ってる。だから、例えば、会社が誰かに10,000円を貸したら、それが会社の貸付金になる。貸借対照表で見ると、お金が「貸付金」に変わる。

 
 
 

ああ、そうか。お金が貸付金に変わるだけか。

うん。貸借対照表の右側、調達の部分は変わらないね。だから、資産の交換かな。でも、貸付金って、何で資産なのかな?

 
 

え? 金利があるから。それで、後でお金が入ってくるから。

惜しいね。金利は無視していいよ。例えば、10,000円を貸したら、将来、10,000円を返してもらう権利があるよね。借入金は、返済する義務があったから負債だった。ちなみに、この10,000円の部分は「元本」と呼ぶよ。

 
 

前に聞いたよ。

ごめんなさい(笑) だから、金利がなくても、元本を返してもらう、つまり、入金の予定があるから、貸付金は資産だよね。

 
 

そうか。わかった。

じゃあ、今回はここまで。

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