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第43回 売上の計上より、売掛金の回収のほうが大事だよね

第43回は、売上や売掛金を計上した後、つまり、売掛金の回収について議論します。キャッシュ・フローの視点で、売上代金の回収の重要性を再確認してもらおうと思います。

前回、こども君がいいことを言ったんだよね。「先に売上を上げてしまうと、お金が入ってきたときに、何の入金かわからなくなりそう」って話。

 
 

うん。

お金が入ってきたら、というのは「売掛金の回収」の話なんだけど、じゃあ、売掛金を100持っている状態で、その入金があったら、貸借対照表はどう変わる?

 
 
 

売掛金の100円がお金の100円に変わると思う。

正解。こんな感じだね。じゃあ、いま入金があったけど、そのとき利益は計上される?

 
 
 

え?

もうちょっとわかりやすくいうと、3月決算の会社で、3月に80円の商品を納入して、4月に100円の入金がありました。売上は何月に計上する?

 
 

商品を納入したときに売上を計上するから、3月。

そうだね。3月に納入したから、売上が計上されて、「1か月後に100円もらう権利」も発生した。じゃあ、3月の利益はいくらかな?

 
 

20円じゃないの?

正解。じゃあ、4月はどうなる? 4月に100円のお金が入ってきたけど。

 
 

3月に20の利益を出しちゃったし、売上も3月に計上しちゃったから、もう前の年の話だと思う。お金が入ってきても、損益計算書は動かないと思う。

それも正解。4月は、100の売掛金と100のお金を交換しただけだから、何も得してないよね。3月は、80の商品を100の売掛金と交換したから、20の利益があったけど。

 
 

うん、うん。

 
 
 
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実際の会社は、1つだけじゃなくて、いくつも売上を計上するから、お金が入ってきたときに、どの売上というか売掛金に対応するお金なのかをちゃんと見ておかないといけない。それはわかるかな?

 
 

うん、そうだね。それはわかる。

じゃないと、スーパーマーケットに商品を納入して、その後スーパーがお金を払うのを忘れてても、気づかないかもしれないもんね。例えば、1か月後入金の約束なら、1月の売上はちゃんと2月に入金されていることを確認しないとね。だから、そういう入金を管理する仕事は結構大事なんだよ。

 
 

そんなにいっぱい考えることがあったら、しんどいね。

そうだね。でも、売上を計上しただけでは、お金は入ってこないからね。

 
 

利益が大事ってこと?

いや、そういう意味じゃなくて、売上を計上して、利益が出ても、その売掛金の入金がないと、結局損をしてしまうってこと。商品だけ渡して、お金がもらえなかったら…

 
 

損だね。

だから、売掛金は、「お金をもらう権利」だけど、実際に回収しないといけないのはお金自体だから、売上が計上されて、売掛金があることで満足しちゃいけないってこと。

 
 

うん、わかった。お金をもらうのを忘れないように管理しないといけないってことだね。

じゃあ、またこども君が話してたことに戻るけど、スーパーに商品を納入して売掛金を計上した後に、スーパーが倒産したらどうなるか、って話。これはちょっと長くなるから、また次回ね。

 
 

そうだ。それ、聞きたかったんだ!

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