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第25回 会社は資金を調達して、それを投資に回す

第25回は、前回できなかった設備投資のお話です。設備投資をすると、会社はお金と引き換えに新たな資産を持つことになります。あと、設備投資にはその元手となる資金が必要になるので、資金調達とセットで話したいと思います。

前回は設備投資の話をしようと思って、無形固定資産の話になってしまったけど、また話を戻すね。先に資金調達の話からだけど、会社は、株主にお金を入れてもらって、それが「資本金」。貸借対照表で書くと、右側が資本金だったよね?

 
 

うん。それで、貸借対照表の左側は、株主に入れてもらった「お金」を持ってた。

じゃあ、そういう資本金で受け入れたお金を、今度は投資に回す。この関係はいいかな?

 
 

うん。

じゃあ、投資をすると、貸借対照表の左側と右側、どちらが変わるかな? 設備投資って、何を買うことだった?

 
 

有形固定資産とか無形固定資産。でも、有形固定資産の話をする約束だった。

そうだね。でも、有形固定資産って、どんなもの?

 
 
 

建物とか、レジとか。あ、土地もそうか。

そうだね。じゃあ、新しく建物を建てる、あるいは今ある建物を買う。そうすると、建物は会社のものになるけど、代わりに何が会社から出ていく?

 
 

お金!

じゃあ、貸借対照表の左側と右側、どちらが変わる?

 
 

あ、左側のお金が無くなるのか。資本金はどうなるの?

資本金は株主が出したものだから、そのままだよね。会社は株主にお金は返していないから。ただ、株主に出してもらったお金を会社が投資しただけ。株主との関係に変化はない。資本金っていうのは、とりあえず「過去にどれだけ株主に出資してもらったか」という金額と考えていいよ。

 
 

資本金自体がお金ってことじゃないんだよね。お金はお金で、左側の話。で、右側の資本金はただの数字ってことだね。内訳というか。

そのとおり。過去にいくら出資してもらったか、そういう数字の記録みたいなものだね。

 
 

何かわかってきた。右側の資本金でもらったものが左側のお金に入ってるってことか。

 
 
 
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そうだね。じゃあ、そのお金で設備投資するとどうなる? 左側は会社が持ってるものだったよね。今は左側にお金を持ってるけど、そのお金は…

 
 

減る。設備投資でお金を使わないといけないから。

じゃあ、会社の持ち物で何か増えるものはある? 例えば、もともと100のお金を持っていて、そのうち80のお金を使って建物を建てたら、会社が持っているお金はいくらになる?

 
 

20!

それが残りのお金だよね。じゃあ、80はどうなった?

 
 

出ていった。

確かに(笑) じゃあ、損しただけ?

 
 

いいや、建物が手に入ったよね。だから損はしてない。

じゃあ、もともと100のお金を持っていて、そのうち80のお金を使って、建物を建てたから、設備投資後に会社が持っているのは、建物80とお金20ってことでいい?

 
 
 

うん。わかった。

上の図を見たら、いま会社が持っているものがわかるよね。これが貸借対照表のいいところ。

 
 

そうか。資産のリストだったもんね。

そうだね。だから、貸借対照表で考えると、設備投資っていうのは、会社が「もともと持っていたお金を固定資産と交換すること」とも考えられるよね。

 
 

ああ、そうか。わかる。でも、だんだん難しくなってきた。

そりゃそうだよ。こんなの大人がやってもしんどいよ。でも、難しいことのほうが、情報価値が高いからね。方向性さえ間違ってなければ、「難しいな」と思ったことは習得しておいて損はない。じゃあ、今回はここまで。

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