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第13回 固定資産を費用にするのが「減価償却」

第13回は、固定資産が費用になるプロセスである減価償却について話します。

前回話したのは、固定資産も棚卸資産と同じで、最後は費用になるってこと。で、建物の例を使った。「お金は最初にまとめて払うけど、費用にするのはちょっとずつやっていけばいいんじゃないか」ということだったね。

 
 

ちゃんと覚えてるよ。

でも、「ちょっとずつ費用にする」っていうのは、そんなに変なことじゃないよね? 以前に、ケーキ屋さんの話をしたときに、「原材料の小麦粉300円分を買って、全部を使わずに、そのうち1/3だけを使った話」をしたのは覚えてる?

 
 

覚えてるよ。100円分だけ使ったから、それを費用にして、売上から引いたやつだよね?

そう。その場合も、300円を払って資産を買っているけど、実際に費用にしたのはそのうち100円だけだったよね?

 
 

あ、そうか。そうだね。払うのはまとめて300円だけど、ケーキを作って売った分だけを費用にしたね。

 
 
 
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だから建物もそれと一緒だよ。最初にいっぱいお金を払って建物を建てるけど、ちょっとずつ費用にしていく。残った200円分の小麦粉は棚卸資産だったけど…

 
 

残った建物は固定資産だね。

そのとおり。建物を買って、そのうち一部を費用にするとき、その費用にした分を「減価償却費」って呼ぶけど、なぜ「減価」かわかる?

 
 

「減」は「減る」で、「価」は「価値」の価? 価値が減る? どういうこと?

建物って、使ってたら、ちょっとずつ価値が減っていくよね? 買ったばかりの時は新品で、その後だんだん価値が下がっていく。

 
 

ああ、新品と中古ってこと? 古くなると価値が下がるの?

そうだね。持っている資産の価値が下がっていくから、ちょっとずつ費用にして、資産の価値を下げていってるってこと。資産の一部が費用に変わると、その分だけ資産が減るからね。

 
 

わかった。じゃあ、固定資産は古くなると価値が下がるもの?

すべてじゃないけど、だいたいはそうだね。例えば、車とかを考えるとわかりやすいんじゃないかな? 今年買った車と、10年前に買った車、どっちの価値が高いかということだね。でも、それは固定資産に限らず、棚卸資産もそうじゃないかな。スーパーマーケットでお肉を買うとき、古いより新しいほうがいいよね。

 
 

あ、ノートは? ノートは、時間が経ってもそんなに悪くならないよね。

ノートも棚卸資産だね。でも、少しは変色したり、破れてしまったりとかあるんじゃないかな?

 
 

あ、次の種類のノートになったりもするもんね。古くなっちゃうか。

そうだね。だから、基本的には、時間が経てば、棚卸資産や固定資産の価値は下がるよね。

 
 

価値が下がらない資産はない?

アンティークとかは古くなったほうがいいんじゃない? アンティークって知ってる?

 
 

昔の物だよね。家具とか。椅子とか見たことある。

そうだね。でも、古くなるにつれて価値が上がる資産は数少ないと思う。基本的に、長く持っていれば価値が下がる。じゃあ、土地はどう?

 
 

土地はずっと使えるから古くなったりしない。でも、災害があったら使えなくなるかも。

そうだね。土地の価値は、必ずしも時間とともには下がっていかないね。ほしい人がいれば、土地の値段が上がったりもするけど、それと時間の経過とは別の話だよね。

 
 

うん。納得した。

今日は時間になっちゃったね。

 
 

そうだね。疲れた。

だいたい「減価償却」の意味はわかった?

 
 

うん。固定資産の価値が下がった分をちょっとずつ費用にしていくことだよね?

そのとおり。じゃあ、具体的な計算なんかは、次回見てみよう。

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