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第8回 棚卸する資産は「棚卸資産」

第8回は、棚卸資産について話しますが、どうやらこども君には気になることがあるようです。

前回は棚卸の話をした。確認だけど、棚卸が何か分かったよね?

 
 

うん。

結構大事な話だから、数字を使ってもう一度確認するけど、ケーキ屋さんで、材料を300円分買ったけど、そのうち100円分しか使わなかった。200円分残っているはずだから、実際にそれだけ残っているかどうか、数えてチェックする。スーパーマーケットなら、商品の数をチェックするってことだったね。

 
 

そうだよ。

その数える作業が棚卸で、だからそういう資産を「棚卸資産」と呼ぶ。

 
 

棚卸資産か。わかった。

もうちょっと言うと、ケーキ屋さんの小麦粉(原材料)は棚卸資産で、ケーキも棚卸資産だよね。どっちも棚には載ってないけど。スーパーの商品も棚卸資産ということで。棚卸資産の代わりに「在庫」っていう言い方もするけどね。

 
 

在庫か。聞いたことある。あ! この話とは直接関係ないかもしれないけど、ちょっと気になることがあるんだ。

 
 
 
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どうした?

 
 

どんな会社も、在庫をいっぱい持っておけばいいんじゃないの? お金に換えることもできるでしょ?

そうだね。確かに、お客さんが買いたいのに、商品がなかったらダメだよね。

 
 

うん。スーパーの人は損した気分になると思う。

「損した気分」っていうのはいい表現だね。実際には、商品を仕入れてないから、何もお金は払ってなくて、損はしていないともいえるからね。「事前にちゃんと仕入れてたら儲かったのに」という意味で、「損した気分」なんだよね。そういうのは、「機会損失」って呼ぶけどね。

 
 

へぇ。機会って?売る機会?

そう、機会はチャンスのことだね。その商品を売って利益を得るチャンスを逃したから、「何か損したなあ」という感じかな。それが機会損失だね。あ、「機会費用」と呼ぶこともあるな。話を戻すと、だからといって、とにかく商品をいっぱい持っておけばいいってことにはならないかもね。

 
 

何で?

スーパーの食品とか、売れ残ったら、捨てないといけないよね。

 
 
 

ああ、そうか。その分だけ、損しちゃうってこと?

そうだね。商品を買って、お金を払って、それを捨ててしまうわけだから、利益が減ってしまうね。

 
 

うーん。

その意味で、どれだけ在庫を持つかは難しいよね。持ってないと、機会損失みたいなのが発生するし、持ちすぎると、買ってもらえなくて捨てないといけないし。在庫を持っていると倉庫とかの保管費用もかかるよね。会社の人は、そういうことを考えてるんだよ。足りなくてもいけないし、多すぎてもいけない、そういうバランス感覚というのが大事なんだろうね。それは会社の経営全般で大事なことだと思うよ。

 
 

そういうことか。

あと、もう1つ。仕入をするときにお金は出ていくけど、お金が入ってくるのは売れたとき。あんまり早くお金を払って商品を買いすぎると、売れるまでに時間がかかって、お金が入ってこないよね。

 
 

それはわかる。

だから、仕入れた瞬間に売れるのがベストだよね。

 
 

ちょっと遅れるのは仕方ない?

うん、現実はそうだよね。できるだけ早く売れたほうがいいから、「どれだけ売れそうか」を見て、「どれだけ仕入れるか」を考えるってことだね。売り切れにもならないように、仕入のタイミングを考えないといけないね。

 
 

よくわかった。ありがとう。

じゃあ、今回はここまで。

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