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第153回 未払法人税等の説明の前に法人税のことを教えてよ

第153回も、引き続きトヨタ(トヨタ自動車株式会社)の個別財務諸表を見ますが、こども君が関心を持った流動負債の「未払法人税等」という項目について考える前に、法人税のことを少し話します。

前回はトヨタの個別財務諸表で、流動負債に入っている社債とか借入金を見たけど、こども君が気になっていたのは、「未払法人税等」だったよね?

 
 

うん。

 
 
 
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「未払法人税等」って何かわかる?

 
 

お父さん、その前に「未払」の部分って、何て読むの? 「みはらい」?

たぶん「みばらい」のほうが自然だと思う。

 
 

わかった。じゃあ、未払いの「法人税等」か。「人」の何かか…

え? 「人」って何?

 
 

だって、「法人」って書いてあるから。

「法人」は、「個人」に対する用語だから、厳密にはちょっと違うけど、「会社」と考えていいよ。

 
 

え? じゃあ、会社が払う税金なの?

そうだよ。会社は法人税を払うよ。何に対して税金を払う?

 
 

国に対して。

なるほど。国とか地方公共団体に払うね。でも、聞きたかったのは、「何が増えれば税金が増えるか」という意味での、「何に対しての税金か」ってこと。

 
 
 

利益!

利益というのは…

 
 

税引前利益!

(笑) 近くなったね。でも、「利益」というのは、どちらかというと会計のほうの用語。税務のほうでは、「利益」の代わりにどういう表現を使うんだった?

 
 

(長考モードのため放置)

そろそろ何か思いついた?

 
 

所得!

そうだね。「所得」とか「課税所得」に対して税金がかかるんだったね。教えてもらったことはその場で覚えるようにして、もし覚えられないならメモを取ったほうがいいね。それは学校とか職場でも同じだよ。

 
 

はい!

 
 
 
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じゃあ、会社の所得に対して法人税がかかる。3月決算の会社を考えて、2021年4月1日から2022年3月31日までの事業年度の所得に対する法人税はいつ払うと思う?

 
 

2022年3月31日かな? でも3月31日にも所得が出るよね?

そうだね。

 
 

それなら、2022年4月1日!

そうか。じゃあ、こども君が会社の経理の人だと仮定して。税金を計算するためには、まず2022年3月31日で終わる事業年度の利益を計算しなければならない。売上とかの入力だけじゃなくて、未収・未払・前払・前受とかの計上もして、減価償却費も計算して、引当金も計上するかもしれない。間に合う?

 
 

ああ、そうか。1日じゃできないな。確かに。

昔、ちょっと話したけど、会社の決算って、結構時間がかかるって話、覚えてる?

 
 

うん、覚えてる!

実際には、法人税の申告をしたり、納付をしたりするのは、2022年の5月末か6月末が期限だね。

 
 

そうなんだ。そんなに時間があるんだ。

うん。以前に話したけど、利益の額が確定するのが4月後半とか、4月末近くになる会社もあるかもしれない。そこから、また所得を計算しないといけない。利益からスタートして、色々と調整を加える感じ。だから、そんなに余裕があるわけじゃないよ。

 
 

へぇー、そうなんだ。でも、決算の時期は大変そうだね。

うん、会社の経理の人は大変だと思うよ。3月決算の会社だと、桜とか楽しめないよね。

 
 

大人は大変だね。

(笑) じゃあ、まだ未払法人税等の説明はできていないけど、今回はここまで。

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