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第139回 有価証券の保有目的別の会計処理、最後におさらいします

第139回は、有価証券の保有目的について、最終確認したいと思います。長かったですが、これで有価証券のお話はだいたい終わりです。

最近は有価証券のことを話してきたよね。最初に「その他有価証券」のことを話した。覚えてるかな?

 
 

うん、うん。覚えてるよ。「その他の」のほうがいいって言ったよね。

そうだね。「その他」というのが、何の他だったかというと、3つの種類があったよね。保有目的というか。覚えてるかな?

 
 

子会社株式及び関連会社株式!

最近のやつだね。

 
 

あと、満期保有目的の債券と売買目的有価証券。

よく覚えてるね。学校の勉強もこうやってちゃんと覚えたらいいのにね。

 
 

あー

 
 
 
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じゃあ、このうち、時価で評価するものはどれかな?

 
 

売買目的有価証券とその他有価証券

正解。その他有価証券については、上場株式みたいに時価があればだけどね。じゃあ、それぞれ時価評価で出た差額はどうやって処理する?

 
 

どういうこと?

取得原価と時価の間に差が出るよね?

 
 

ああ、そういう話ね。ちょっと待って。有価証券の価値が変わって、それは貸借対照表の左側の話だよね。で、右側は…

念のためだけど、売買目的有価証券とその他有価証券で処理が違うよ。

 
 

含み益とか話したんだけどな。

そうだね。時価が取得原価を上回って入れば、それは含み益だね。売買目的有価証券については、含み益でも含み損でも、それは損益になる。どうせすぐ売るからね。

 
 
 

売買目的だからね。

以前は「ばいがい」って読んでたけどね。だけど、その他有価証券の場合は、すぐに売るとは限らない。だから、時価と取得原価の差額は損益にはしない。その代わり、「その他有価証券評価差額金」という形で、純資産に入れるんだったよね。

 
 

そうだ、そうだ。

 
 
 
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じゃあ、売買目的有価証券で含み益があって、それが損益に計上されたとしたら、損益計算書では利益になるよね?

 
 

それは、そうなるよね。

じゃあ、その含み益の分は、貸借対照表の右側にどう表れる?

 
 

ああ、それは利益剰余金だよ。損益計算書とつながってるからね。

正解。だから、売買目的有価証券とその他有価証券の時価評価を見ると、貸借対照表の左側は同じ。どちらも時価になる。でも、貸借対照表の右側でいうと、売買目的有価証券のほうは利益剰余金が動くけど、その他有価証券のほうは(利益剰余金じゃなくて)「その他有価証券評価差額金」というのが動く。その他の包括利益って話もしたよね。

 
 

うん、それは覚えてる!

 
 
 
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じゃあ、満期保有目的の債券と子会社株式及び関連会社株式はどうかな? 仮に時価が動いても…

 
 

時価にはしない。満期保有目的の債券は、売るものじゃないからね。子会社株式及び関連会社株式は、売るんじゃなくて、使って利益を出すというか、ビジネスをするというか… ちょっと待って! 前にお父さんがうまいこと言ってたんだよな。

時価の変動が投資の成果じゃないってこと?

 
 

あ、それだ! あー

(笑) でも、だいたい有価証券のことはわかったみたいだね。満期保有目的の債券と子会社株式及び関連会社株式の場合、貸借対照表の左側は、基本的に買ったときのまま。だから、貸借対照表の右側のことはあんまり考えなくていい。満期保有目的の債券については、本当はちょっと違うんだけどね。

 
 

何が違うの? あ、長くなるか。じゃあ、またもうちょっとしたら教えて。

了解(笑) じゃあ、今回はここまで。

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