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第134回 売買目的有価証券って、読み方が難しいね

第134回は、有価証券の保有目的について話します。まずは、普段はあまり見ない売買目的有価証券についてですが、こども君はそもそも「売買」自体が読めませんでした。

前回は、「その他有価証券」を時価評価して、含み益を「その他の包括利益」に入れるって話をしたよね。

 
 

うん、覚えてるよ。

 
 
 
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でも、もう少し細かく言うと、含み益は「その他有価証券評価差額金」という項目で純資産の中に出てくる

 
 

長い!

そうだね(笑) これは含み益でも、含み損でも同じなんだけど、その他有価証券は時価で評価する。そうすると、もともとの帳簿価額と差額が出てくる。

 
 

うん、時価は動くもんね。

そう、そう。だから、その差額は「その他有価証券評価差額金」で処理する。概念としては「その他の包括利益」の一部だね。だから、損益計算書は通らないけど、純資産の中に「その他有価証券評価差額金」として出てくる感じ。ちょっと図に描いてみようか。

 
 
 

ああ、わかりやすいね。

ありがとう。この含み益については、評価益ということで損益計算書を通すわけじゃないから、利益剰余金には行かない。その他有価証券評価差額金というその他の包括利益の累計額の内訳になるってことだね。同じ純資産の中ではあるけど。

 
 

そうだね。わかった。

 
 
 
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じゃあ、こども君が気にしてたことだけど、「その他有価証券」以外にどんな有価証券があるのか。

 
 

そう、そう。それが気になってた。

まず1つ目が「売買目的有価証券」。ところで、「売買」って読める?

 
 

え? 「ばいがい」?

それは貝の種類だね。煮付けにするやつ。「ばいばい」だよ。

 
 
 

これで「ばいばい」って読むのか。初めて知った。

「バイ貝目的有価証券」(笑)

 
 

どんな目的やねん。

 
 
 
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はい、ありがとうございました。えーっと、売買目的有価証券は、時価変動で利益を得るために持っている有価証券だね。普通の会社はあんまり持ってない。その取引を専門にやる人がいて、同じ銘柄を何度も頻繁に売買するような感じだね。

 
 

同じ銘柄って、同じ会社の株式みたいな意味?

そのとおり。普通の会社は、株式とかの売買を主な目的にしてないから、そんなに頻繁に売買しないよね。別に事業をやってる。

 
 

ああ、そういうことか。

売買目的有価証券は、その他有価証券と同じように時価評価する。でも、その評価で出た差額は、そのまま損益にする。つまり、損益計算書を通すってこと。そうやって利益を得る目的で投資してるからね。

 
 

ふーん。わかった。

でも、さっきも言ったけど、普通の会社はあんまり持っていない。だから、この売買目的有価証券については、バイ貝とともに忘れてもらっていいよ。

 
 

わはは。バイ貝。

 
 
 
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2つ目の保有目的は…

 
 

あのさー、その他有価証券以外に、いくつあるの?

保有目的が全部でいくつあるかってことかな?

 
 

うん、そういうこと。

ごめん。先に全体像を見てから、細かな話に入るべきだったね。有価証券の保有目的は全部で4つ。1つ目がいま言った「売買目的有価証券」。で、2つ目が「満期保有目的の債券」。3つ目が「子会社株式及び関連会社株式」。で、最後の4つ目がそれ以外の「その他有価証券」。

 
 

ありがと。よくわかった。前に聞いた気がしてきた。

(笑) じゃあ、今回はここまでにして、次回は2つ目の満期保有目的の債券を見てみよう。バイバイ。

 
 

バイ貝!

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