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第126回 減損損失も減価償却費も固定資産の帳簿価額を損益計算書に移す作業

第126回は、減損損失について、他の類似する費用や損失との関係性という角度から、改めて考えます。端的には、固定資産の帳簿価額をどう減額して、損益計算書で費用や損失を認識するか、というお話です。

前回で、だいたい固定資産の減損の話は終わり。それで、減損損失ってどんなものだった?

 
 

えーっと、わかるけど、うまく説明できない。

じゃあ、どういうときに減損損失が計上される?

 
 

固定資産の帳簿価額を回収できないとき

そのイメージでいいよ。固定資産の収益性が下がったときとか、そういうイメージだよね。じゃあ、減損損失って、どこに出てくる?

 
 

損失だから、損益計算書!

 
 
 
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正解。じゃあ、減損損失って、事業用の固定資産の帳簿価額を費用とか損失にするものってことでいい? 固定資産自体は貸借対照表に載っているけど、そのうち一部を減額して、それを損益計算書に移すこと。

 
 

うん。わかりやすい。

じゃあ、減損損失に似た費用とか損失にはどんなものがある?

 
 

似たものだったら、減価償却費かな。固定資産の価値が下がるから。

へぇー、おもしろいね。確かに減価償却費も、固定資産の価値がちょっとずつ下がる部分を反映してるもんね。でも、減損損失のほうが、一気にどかんと出るイメージはない?

 
 
 

確かにそうだ。前に「単発」って言ってた。

そう、そう。減損損失について、その言葉は使ってないけど、そのイメージだね。減価償却費は規則的に、つまり決まったスケジュールで計上されるけど、減損損失は違うよね。減損の兆候があったら、一気に計上されるかもしれない。

 
 

えー、でもさー、減損損失って、たぶん大きな金額が急に動くよね。だったら、特別損失とかになるんじゃないの?

特別損失、よく覚えてたね。そのとおり。だから、そういう意味では、減価償却費とはちょっと違うってことか。

 
 

そう、そう。

 
 
 
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じゃあ、減価償却費よりも、もうちょっと減損損失に似たものってある?

 
 

けっこう一気に出るもの?

うん。固定資産の帳簿価額の臨時的な減額というか。

 
 

あ! 一気に出るんだったら、固定資産が壊れたとき。滅失… 滅失損だっけ? そんなやつ。

正解。「固定資産滅失損」とか呼ぶね。呼び方はどうでもいいんだけど、固定資産が物理的に壊れてしまったら、固定資産滅失損になる。でも、減損損失は違うよね。別に物理的に固定資産が壊れてるわけじゃない。

 
 

そう、そう。ただ、儲からなくなっただけ。

その固定資産が関係する事業の収益性が落ちたってことだよね。

 
 

ああ、ありがとう。そういうことが言いたかった。

だけど、すごく似てるよね。

 
 

うん。一気に費用とか損失にするからね。

そういう意味では、固定資産滅失損とか、固定資産除却損とか、そういうものと同じような感じかな。

 
 

ああ、確かに。固定資産除却損というのもあった。減価償却費よりもそういうやつのほうが似てる。

 
 
 
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でも、減価償却費のほうが似てるところもあるよね。減損損失が計上される場合、その固定資産はまだ残ってて、これからも…

 
 

使い続ける!

正解。だから、減損損失と同じような損失は他にはない。でも、減価償却費に似てるところもあるし、固定資産の滅失損とか除却損に似てるところもある。共通しているのは、固定資産の帳簿価額を費用や損失に振り替えるところ。貸借対照表から損益計算書に移すってことだね。

 
 

ああ、そうやって考えればいいのか。

うん。だいぶ前だけど、「第15回 固定資産は減価償却しなくても費用になるの?」ってところで、固定資産が費用(や損失)に変わるルートの話をしたよね。普通は減価償却費だけど、他にも滅失損とか除却損もあるって。あ、あと売却損も同じだよ。

 
 

そうだった。今回はよくわかった!

OK。じゃあ、今回はここまで。

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