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第122回 割引現在価値の計算のイメージを理解しよう

第122回は、単純な算数のお話です。前回と前提条件を少し変えてみて、結果としての割引現在価値がどう動くかを考えます。

減損の話、長いね。知っておいていいことではあるんだけど。

 
 

うん、でも、この話はおもしろい。計算もいっぱいあるし。

 
 
 
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そうか。それはよかった。じゃあ、今回はちょっと数字を変えよう。ケーキ屋さんが持ってる事業用の固定資産、土地と建物だね、その帳簿価額は1億円で同じ。で、「減損の兆候」があるということで、ケーキ屋さんが見積もったところ、年間のキャッシュ・フローは500万円じゃなくて、400万円くらいになりそうってことにしよう。

 
 

それが20年続くの?

そう。そこは前提を変えない。じゃあ、減損損失を認識する必要はあるかな?

 
 

うん。だって、割引前のキャッシュ・フローで8,000万円にしかならないから、減損損失を認識する必要があるよね。

正解。じゃあ、割引後のキャッシュ・フローの合計はどれくらいになると思う? 年間のキャッシュ・フローが500万円のときは、割引現在価値は6,000万円ちょっとだったけど。

 
 

割引率は5%でいいの?

ごめん。言い忘れてた。それでいいよ。

 
 

ということは、1年後が「400万円÷1.05」で、2年後は「400万円÷1.05÷1.05」…

うん。そうやって計算していけば現在価値は計算できるね。でも、もう年間のキャッシュ・フローが500万円のときの現在価値はわかってるよね?

 
 

エクセルで計算したもんね。

じゃあ、その計算結果を使ったら?

 
 

あ、そうか! 6,000万円ちょっとの80%か。

正解。だいたいどれくらい?

 
 

4,800万円ちょっと。

 
 
 
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それも正解。じゃあ、エクセルに計算させてみようか。

 
 
 

あれ? ちょっと大きい… あ、そうか。6,000万円ちょうどじゃないからか。

そうだね。もう1回、年間のキャッシュ・フローが500万円のときの表を見るけど、現在価値は6,231万円だよね。6,231万円×80%でいくらになる? 計算機を使っていいよ。

 
 
 

えーっと、ゼロは何個かな…

ゼロは4個だけど、ゼロは入れなくていいよ。万円単位で計算すればいいじゃん。

 
 

あ、そうか。じゃあ、4984.8!

じゃあ、端数を処理したら4,985万円になるよね。

 
 

あ、ほんとだ!

 
 
 
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計算をするときは、一番早いルートを考えてね。ショートカットがあれば、できるだけ使ったほうがいい。今回は、500万円の部分が400万円に変わるだけで、その他の計算は全く同じだから、結果は500万円のときの80%になるはず。そういう数字の感覚が大事だよね。学校でも考えながら計算してね。

 
 
 

はい!

じゃあ、今回はここまで。次回は、減損損失を計算してもらうね。

 
 

えー、今できるけど。

次回でお願いします。

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