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第107回 貸借対照表と損益計算書が連動することを再確認

第107回は、前回の続きで、貸借対照表と損益計算書が同時に動くパターンというものを一緒に考えます。未払費用を例にしますが、やっぱり仕訳を学んでいるわけではないので、ちょっと混乱するみたいですね。

前回は帳簿について話して、貸借対照表と損益計算書が同時に動いたりすることを確認したよね。覚えてるかな?

 
 

うん。ちゃんと覚えてるよ。

じゃあ、未払費用って覚えてる?

 
 

うん。まだ払ってない費用。買掛金もそうだっけ?

買掛金は商品を仕入れたときだからちょっと性質は違うけど、だいたい同じものだね。両方とも負債だけど、それは覚えてる?

 
 

そりゃ覚えてるよ。これからお金を払わないといけないから負債だよね。

 
 
 
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了解。じゃあ、だいぶ前だけど、未払費用は水道光熱費の例を使ったよね。水道光熱費を未払費用として計上するとき、帳簿にはどう書く? 貸借対照表と損益計算書にどういう影響があるかな?

 
 
 

貸借対照表のほうは「未払費用」で負債。右側に入るよね?

正解。負債は貸借対照表の右側に入るね。その他の影響は?

 
 

お金はまだ払ってないよね?

うん。だから、貸借対照表のお金は動かない。前回の給料の話とは違う。

 
 

給料はもうお金を払ってるからか。

そのとおり。給料も水道光熱費も費用だけど、お金を払ったかどうかが違うよね。前回話した給料は、「給料を払いました」のところが損益計算書に出て、「お金が減りました」のところが貸借対照表に出たはず。

 
 

そうだったね。

わかりにくいかな?

 
 

うん。

 
 
 
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いま3月決算の会社で、3月分の水道光熱費が100だったとしてみて。それで、その支払いは4月。でも、3月分の水道光熱費だから、3月に未払費用を計上する。これはいいかな?

 
 

うん。わかるよ。

じゃあ、これっていつの費用?

 
 

未払費用はまだ払ってないから…

そもそもなぜ未払費用を計上するんだっけ? 4月になって、3月分の水道光熱費を払ったときに、4月の費用にしたらダメかな?

 
 

3月分の費用だから3月に計上しないとダメ。

そうだね。じゃあ、それが答えだよ。3月の決算に100の水道光熱費を入れるんだよね? じゃあ、それは損益計算書に出てくるんじゃない? そのために未払費用を計上したんだから。

 
 

ああ、そうか。

給料は3月分を3月に払った。だから、払ったときに費用にしておけばそれでよかった。でも、水道光熱費は3月分を4月に払う。だから、払ったときに費用にしたら遅すぎる。それを3月の費用にするために、つまり、この事業年度の費用にするために、未払費用を計上するんだよね?

 
 

そうだ。そもそも費用を計上したいから未払費用を計上するんだった。

 
 
 
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そうだね。じゃあ、3月決算の会社が3月の初めにお金を100円持っていたとする。で、3月中にその月の給料100円を払った。どうなる?

 
 

貸借対照表のほうは、お金を100円払うからゼロになる。で、損益計算書のほうは、給料という費用が計上されるから、利益は100円だけ減る。

正解。じゃあ、3月決算の会社が3月の初めにお金を100円持っていて、3月分の水道光熱費100円を4月に払うことになったから、3月に未払費用を計上した。どうなる?

 
 

損益計算書に費用が出るのは給料のときと一緒。でも、貸借対照表のほうはまだ払っていないからお金は減らない。

そうだね。やっぱりこのあたりはちょっと難しいみたいだね。この話はもうちょっと続けようか。

 
 

はい。何かわかりそうなのに、わからないや。

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