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第106回 帳簿ってどんなもの?

第106回は、帳簿の話をします。どうやら、こども君はずっと帳簿のことを聞きたかったようです。子供が何に興味を持つのか、やっぱりわからないものですね。

退職給付引当金の話はもう飽きたから、ちょっと別のテーマにしよう。何の話をしようか?

 
 

ずっと前から気になっていることがあるんだ。

そうなの? じゃあ、その話でいいね。

 
 

うん。だいぶ前に貸借対照表の話をしたじゃん? そのときに、貸借対照表を作るのは決算日だけど、帳簿はちゃんと毎日つけてるって言ってたよね?

うん、そう言ったね。

 
 
 

貸借対照表のことは、帳簿で毎日つけてるけど、じゃあ、損益計算書のことも、その帳簿みたいに毎日つけてるものはあるの?

ああ、そういうことか。うん、帳簿には、貸借対照表だけじゃなくて、損益計算書に載せるような情報もちゃんと書いてあるよ。

 
 

へぇー、そうなんだ。

 
 
 
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今までは貸借対照表の話と損益計算書の話を別々にしてきたけど、実際には両方が同時に動くことがあるよね。 感じは分かるかな?

 
 

給料とか?

いいね。じゃあ、説明してみて。

 
 

うん、給料を払ったら、利益が減るから、それは損益計算書に載ると思う。それで、給料を払うってことは、お金が減ったってことだから、それも貸借対照表に載ると思う。

そうだね。だから、帳簿には「給料を払いました。だから、その分お金が減りました。」ということを書いておくわけだね。そうすると、…

 
 

あ、わかった! 「給料を払いました」のところが損益計算書に出て、「お金が減りました」のところが貸借対照表に出るのか。

 
 
 
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正解。そういう感覚でいいよ。じゃあ、建物を買ったときはどうなる?

 
 

建物を買ったときは… そうか、費用にはならない。でも、お金は減る。

じゃあ、帳簿には何て書く?

 
 

貸借対照表のほうで、お金が減って、建物が増える。だから、何て言ったっけ? 資産の交換かな。

うん。だから、損益計算書には影響がないってことだね。帳簿には「建物が増えました。だから、その分お金が減りました」って書けばいいよね?

 
 

そうだね。

じゃあ、建物を買った後って、何か費用が出るよね?

 
 

減価償却費! 損益計算書のほうで。

じゃあ…

 
 

でも、そのときはもう、貸借対照表のほうは動かないよね?

え?

 
 

あれ? ちょっと待って。費用にして…

何が費用になるの?

 
 

固定資産だよね。建物。あ! だから、建物を減らさないといけないのか。

一人で暴れ回って解決したみたいだね。減価償却は、建物の価値が下がるから、その分を費用にするイメージだったよね。だから、減価償却費を計上した分は、建物を減らさないといけない。帳簿にはどう書けばいいかな?

 
 

どう書くんだ? 「建物を減らす」ってことと、「減価償却費を計上する」ってこと。

うん。それでいいよ。「減価償却費を計上しました。だから、その分建物が減りました」って言い方かな。

 
 

そうか。わかった。「減価償却費を計上しました」のほうが損益計算書で、「建物が減りました」のほうが貸借対照表だね。

何か面白いね。これはいいトレーニングになりそうだから、次回もう1回やろうか。

 
 

うん!

じゃあ、今回はここまで。

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