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第77回 営業外損益とか経常利益とか、だいぶ会計らしくなってきたね

第77回は、受取配当金の話から始まりますが、こども君は受取利息や支払利息にも興味を示したので、営業外損益全体について話すことになりました。営業外損益を加えると、損益計算書がそれらしくなって、ちょっと嬉しいようです。

前回は、受取配当金の話をしたよね?

 
 

うん。

で、そのときは配当金の支払いと受取りを混同してたけど、今はそれもちゃんと区別できるようになったよね?

 
 

うん、ちゃんとできるようになったよ。

OK。あと、貸付金の利息は「受取利息」と呼ばれて、株式の配当金である「受取配当金」とともに、「営業外収益」になるって話もしたよね。それは大丈夫?

 
 

それはわかるんだけど、利息って、全部受取利息じゃないの?

いや、「支払利息」というものがある。どういうものだと思う?

 
 

「支払う」っていうのは、えーっと、受取利息を支払う側から見たら、支払利息になるのかな。

それはそうだろうね。じゃあ、会社が利息を支払うのって、どういうとき?

 
 

お金を借りたとき。

どこから?

 
 
 

銀行とか。

正解。銀行に支払う利息は、「支払利息」と呼ばれる。これは「営業外費用」になる。

 
 

ああ、支払うほうは費用だね。受け取るほうは収益だけど。

 
 
 
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そうだね。だから、受取利息は営業外収益で、支払利息は営業外費用。で、受取配当金は営業外収益だけど、支払配当金はそもそも費用じゃない。それって納得できる?

 
 

ちょっと考えさせて。

(こども君が珍しく熟考しているので、じっと待つ)

 
 

支払配当金って、受取配当金の逆だから、配当金を支払うんだよね?

そうだよ。

 
 

あれ? じゃあ、何で費用じゃないの?

それは、自社の株主との取引だからかな。会社って株主のものだよね?

 
 

うん、それはそう。

株主から受け入れた出資って、収益じゃなかったよね? 純資産で、「資本金」として受け入れるだけ。

 
 

ああ、「資本金」か。そういうことか。

だから、株主にそれを返したり、成果を渡したりするときも、費用にはしない。

 
 

そうか。もともとプラスされていないから、マイナスするのもダメか。

うん。だから、前回、利益剰余金を減らすのも見たと思うけど、貸借対照表の左側でお金を減らすとき、貸借対照表の右側では直接利益剰余金を減らす。つまり、純資産が減るから、出資を受け入れたときの逆だね。出資を受け入れたら、純資産が増えて、配当金を支払ったら、純資産が減る。どちらも損益計算書に影響しない。これでいいかな?

 
 

ああ、そうだね。わかった!

 
 
 
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じゃあ、ちょっと営業外収益とか営業外費用がどうやって損益計算書に出てくるか、図で確認しようか。

 
 
 

うわあー、すごーい。損益計算書が長くなった! でも、ほんとはもっと長くなるんでしょ?

うん。そうだね。本物はもうちょっと長いよ。でも、書くべき要素はだいぶ説明できたかな。営業利益に営業外収益をプラスして、営業外費用をマイナスしたら、「経常利益」になる。この経常利益という言葉は覚えておいて。

 
 

はーい。覚えとく。

営業からじゃないけど、受取配当金とか受取利息、あるいは支払利息みたいなものは経常的に発生するものだよね。別に何か特別の理由があって発生するものじゃない。だから、「経常利益」って呼ぶんだね。

 
 

「経常」ってどういう意味?

うーん、ちょっと難しいけど、「普段」ってことかな。「だいたいそういう状態」ってこと。普通にビジネスしてたら発生する収益や費用を反映した利益って意味合いかな。

 
 

ああ、「普通」ってことか。

うん。だいたいそんな感じ。逆に言うと、「特別ではない」ってことかな。じゃあ、今回はここまでにしよう。

 
 

はーい。

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