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第76回 受取配当金はもらうもので、支払配当金は渡すもの?

第76回は、受取配当金について話します。こども君は、「会社が他の会社の株主になって、他の会社から配当金を受け取る」という状況がイマイチしっくりこないようです。

前回は、株式を取得する話をしたけど、「受取配当金」のことで、何か聞きたいことがあるんだっけ?

 
 

うん。他の会社から受け取った配当だけが「受取配当金」なの?

そうだよ。他に何がある?

 
 

自分の会社が配当したときは?

確認だけど、「自分の会社」というのは、株主から見てじゃなくて、その会社自身から見て、自社が配当を払ったらどうなるかってこと?

 
 

そういうことだと思う。うまく説明できないけど。

 
 
 
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じゃあ、この図のような状況を想定して。配当を支払う会社、この図だとA社だね。その立場に立つと、自社の株主に何を渡す?

 
 
 

そりゃ、お金でしょ。

そうだね。だから、会社はお金を払う。貸借対照表の左側だと、お金が減るよね?

 
 

うん。それはわかる。

じゃあ、配当って何をもとに払うんだっけ? もうちょっと言うと、どういうときに配当を払う?

 
 

利益が出たとき。

じゃあ、その利益は、貸借対照表にどうやって反映されてる? 「利益」は損益計算書に出てるけど、それが積み重なったものは貸借対照表にどうやって出てくるんだった?

 
 

利益剰余金!

 
 
 
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正解。だから、以前にも見たと思うけど、配当を支払う前と支払った後で、貸借対照表はこの図みたいに変化する。株主に100を配当した前提だね。

 
 
 

ああ、そういうことか。

だから、配当を支払う側の会社にとって、その配当は、受取配当金みたいな収益にはならないよね?

 
 

そうだね。お金が減ってるもんね。

 
 
 
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うん。会社が受取配当金を計上するのは、この図のA社みたいな状況だよ。A社はB社に出資していて、B社から配当を受け取る。だから、受取配当金を計上する。あえてA社の株主も図に入れてるけど、A社が自分の株主に払うのが支払配当金。いいかな?

 
 
 

えーっと、A社がB社から受け取る、この配当が「受取配当金」になるんだよね?

そうだよ。A社が別の会社から受け取った配当金だから、A社にとって受取配当金。これは、A社にとって収益ってことでいいよね。

 
 

うん、A社にとってはそうなるね。

だから、この図では、A社はB社の株主になってるよね? B社の株式を持ってるもんね。

 
 

ああ、そうか。そうなってる。

会社が他の会社の株主の立場で受け取った配当金が「受取配当金」。いいかな?

 
 

そうか。それだとわかりやすい!

じゃあ、会社が株式投資をしたときに、その投資回収の1つの手段が配当というのも大丈夫かな?

 
 

よくわかった。

 
 
 
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受取配当金は損益計算書に出てくるよ。

 
 

損益計算書に「受取配当金」って出てくるんだよね。じゃあ、損益計算書に受取配当金があったら嬉しいんだね。

嬉しい(笑) そうだね、少なくとも多少は投資を回収してるってことだもんね。完全な失敗なら、配当は回収できないからね。

 
 

ああ、そうだね。

ちなみに、こういう受取配当金とか受取利息は「営業外収益」って呼ばれる受取利息というのは、以前に話した貸付金の利息みたいなもの

 
 

商品を仕入れて売ったことで出た利益じゃないから、営業外って呼ぶのか。

そのとおり。普通の利益は営業利益って呼ぶよね。その外のものだから、営業外収益。じゃあ、今回はここまで。

 
 

はーい。

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