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第39回 やっぱり買掛金は借入金とちょっと違うね

第39回は、買掛金と借入金の違いを考えます。無利子負債なのか、有利子負債なのか、という違いですね。

前回こども君が引っかかったのは、「仕入先から商品を仕入れて、支払いを1か月待ってもらうこと」は、「銀行からお金を借りて、商品を仕入れて、仕入先にはすぐお金を払ってあげて、1か月後に銀行にお金を返すこと」と同じって話だったね。

 
 

うん。

今回は図を描いてみるね。まず、買掛金のほうは、こんな感じだったよね。

 
 
 

うん、覚えてるよ。

一方で、銀行から借りたら、左側にお金が入ってきて、右側に借入金が出てくる。で、そのお金で商品を仕入れたら、そのお金が棚卸資産に変わる。仕入先にすぐお金を支払ってあげる前提だからね。図にすると、こんな感じ。

 
 
 

うん、うん。

だから、この状態になったら、会社は棚卸資産を持ってる。それはどちらのケースでも同じ。違うのは、1つ目のケースでは、これから仕入先に仕入代金を支払う一方、2つ目のケースでは、これから銀行に借入金を返すところ。つまり、これが前回、こどもちゃんが「返済相手が違う」って言ってた意味かな。

 
 

わかった!

 
 
 
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じゃあ、この2つのパターン、どっちがいいと思う?

 
 

それはわたしも思った。どっちがいいのかな?

こども君はどう思う?

 
 

それは、借りないほうがいいよ。「借りなくていいなら、借りないほうがいい」って習った。銀行から借りたら、利息がつくんじゃないかな。

習った(笑)

 
 

銀行から借りないほうがいいってことね。

正解。銀行からの借入金みたいなのを「有利子負債」って言うんだけど、聞いたことある?

 
 
 

利子がつくってことだよね?

そう、そう。

 
 

「利子」と「利息」は同じ? 前は「金利」って呼んだよね?

よく覚えてるね。全部同じと考えていいよ。でも、二人とも「負債」ってわかるの?

 
 

「負ける」ってこと?

さすがに文字どおりすぎるやろ(笑)

 
 

「借金」ってことじゃないの?

そうだね。借金に近いね。というか、負債は資産の反意語。マイナスの資産。さっき、こどもちゃんが借入金のことを「マイナスのお金」みたいに言ってたけど、そのイメージでいいよ。

 
 

「まだお金を払っていないこと」がマイナスの資産で、それが負債ってことだね。

うん、うん。「まだお金を払っていない」というよりは、「これからお金が出ていく」、つまり、「これから会社の資産を減らす」ものだから、負債ってことだね。で、銀行からの借入金みたいに、利息を払わないといけないのが「有利子負債」。いいかな?

 
 

買掛金には利息はないんだよね? 1か月待ってもらうのに。

そう、そう。でも、まずは買掛金も「負債」っていうところはいいかな?

 
 

そうなのか。ああ、そうだね。

うん。利息が付かないだけで、借りてるのには変わりないからね。

 
 

それはわかるよ。

で、普通は買掛金に利息はつかないそういう意味で、買掛金は「無利子負債」って呼ぶよ。利子は、利息と同じ意味だからね。「有利子」なら利子がついて、「無利子」なら利子がつかないってこと。だから、無利子負債の買掛金のほうがいいっていう結論になる。

 
 

ああ、そういうことか。

何となくわかったみたいだね。でも、本当はもうちょっとややこしいから、それは次回に話すね。

 
 

うん。でも、何がややこしいの?

本当に買掛金に利子がつかないとは限らないんだよ。でも、今回はここまで。

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