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第36回 売上代金が先に入ってくると、すごくラクだね

第36回は、前回に引き続き、運転資本のお話です。今回は、売上代金の入金が仕入代金の支払いよりも早いパターンについて考えてみます。

前回は、「先に仕入のお金を払って、その後で売上のお金が入ってくる」パターンよりも、「先に売上のお金が入ってきて、その後で仕入のお金を払う」パターンのほうがいい、っていう話をしたよね?

 
 

うん。覚えてる。

で、「仕入してないのに何で売れるの?」っていうのが疑問だったよね。

 
 

うん、そう。

仕入れはしてるんだよ。でも、仕入の代金を支払うのが、仕入のときじゃなくて、その1か月後とか2か月後とかになる

 
 

え? そんなことあるの? じゃあ、先に商品はもらって、売上があったら払うってこと?

いや、仕入れた商品が売れるかどうかは関係なくて、仕入のタイミングから1か月後とか2か月後とかに機械的に支払うってこと。自動的にというか、決まったスケジュールに沿って。

 
 

あ、そういうことか。じゃあ、仕入のお金を払うのは後のほうがいいね。

そうだね。仕入れる側からしたら、そうだろうね。でも、売る側からしたらどうかな? スーパーマーケットに商品を卸してる会社の立場で考えてみよう。商品を納入しました。でも、すぐにはお金がもらえなくて、その1か月後とか2か月後まではお金が入ってこない。だから、売る側からしたらできるだけ早く払ってもらったほうがいいよね?

 
 
 

そうだね。お金を払ってもらえないと、銀行とかにお金を借りないとダメだもんね。

 
 
 
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そのとおり。じゃあ、また仕入れる側のスーパーの立場に戻って考えてもらいたいんだけど、いま商品を1コ仕入れて、その値段は100円です。スーパーだったら、仕入れたその日に売れるよね?

 
 

絶対売れるわけではないけど、売れることもあるだろうね。

はい、そのとおりです(笑) じゃあ、それが150円で売れたとしよう。レジでお客さんが150円払ってくれるから、売上のお金は150円入ってくるよね? でも、仕入れの代金の支払いが1か月後だと仮定したら…

 
 

「仮定」って、「仮にこうだとしたら」とか「もしこうだとしたら」ってこと?

そこね(笑) そう、そう。仕入れの代金の支払いが1か月後だと仮定したら、お客さんからもらった150円で、仕入代金100円を払えるよね?

 
 
 

うん、払える。

仕入先に1か月支払いを待ってもらえるから、その1か月の間に、スーパーはお客さんに商品を売って、お金をもらう。そうすると、150円のお金が入ってくるから、そこから100円を仕入先に払えばいい。

 
 

そうだね。だから、借入れはいらない。

スーパーでお金のことを任されてる立場だったら、このお金の流れのほうが楽だよね。いつも売上代金から仕入代金を払えたらいいよね。

 
 

よくわかった。

 
 
 
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じゃあ、少し話を変えるけど、「貸借対照表」って覚えてる?

 
 

覚えてる。売上とか…

それは「損益計算書」ね。貸借対照表は、資産のリストが載ってるもの。

 
 

思い出した。棚卸資産とか固定資産が載ってたりするやつ。

そう。じゃあ、スーパーが100円で商品を仕入れました。でも、支払いは1か月後です。商品を仕入れたときには、貸借対照表に載せる? まだお金は払ってないけど。

 
 

え? 商品っていう棚卸資産を持っているのには変わりないから、貸借対照表には載せると思う。

そうだね。でも、まだお金は払ってないから、現金とかは減らないよね?

 
 

うん。あれ? じゃあ、どうなるの? 右側が動くの?

正解。でも、これはちょっと難しいから、また次回ね。

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