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第35回 仕入が先か、売上が先か

第35回は、運転資本のことを考えるきっかけとして、「仕入に伴う出金のタイミング」と「売上に伴う入金のタイミング」の関係について考えてみます。

最近は借入金とか、資金調達のことを話してたけど、今日は、こども君がスーパーマーケットでお金のことを任されてるって設定でスタートしよう。

 
 

うん、いいよ。

じゃあ、そのときに、「先に仕入のお金を払って、その後で売上のお金が入ってくる」か、「先に売上のお金が入ってきて、その後で仕入のお金を払う」かのどちらかだったら、どっちがいい?

 
 

どっちだっていいんじゃないの? 普通は先に仕入のお金を払って、その後で売上のお金が入ってくるんだと思ってた。

そうだね。そっちのほうが多いだろうね。でも、選べるならどっちを選ぶ?

 
 

ボクなら、その普通のほうにする。先に仕入れのお金を払う。

何で?

 
 
 

先に仕入れのお金を払っておけば、それ以上の値段で売らないと利益が出ないから、目標ができて、そっちのほうが頑張れる。

いいね。モチベーションの問題か。それは面白い発想だね。じゃあ、ちょっと質問を変えようかな。いま商品を1コ仕入れます。値段は100円です。これを100円で売ることにします。利益はゼロ。いいかな?

 
 

いいよ。

じゃあ、このとき、会社はどれだけ資金を調達しておかないといけない?

 
 

仕入れのときに100円必要になるから、100円だと思う。

正解。じゃあ、その100円を銀行から借り入れたとしよう。で、その借りたお金で仕入をする。

 
 

うん。

それで、その商品を売ったら、今度は100円の収入がある。このとき、借入金はどうなる? 返済できる?

 
 

お金が100円あるから、返済できる。

そうかな。次の仕入をしたいときはどうなる?

 
 

また借りないといけない。あ、借りたままにできるんだったら、そっちのほうがいいか。最後に返せる?

そうだね。「最後」とまでは言えないかもしれないけど、ある程度の期間は借りたままにできるよ。

 
 

それだったら問題ないね。でも、もしお金がいっぱいあれば、返したほうがいいかな。

何で?

 
 

借りたままだったら、何%か忘れたけど、利息を払わないといけない。

何%かはそれぞれの借入ごとに違うから、決まった%はないけど、そうだね。借入れは、しなくていいならしないほうがいいよね。

 
 

うん。利息払いたくないしね。

でも、先に仕入れがあると、常にその分だけお金が不足するよね?

 
 

繰り返しになるから? うーん、何かわかりそうだけど、はっきりとはわからない。

じゃあ、100円の支出が先にあって、その後100円の収入がある、そういうことを繰り返すとどうなるかだよね?

 
 

あ、仕入のときに借入れが100円になって、売上の収入があっても返せないんだね。次の仕入にお金が必要だから。でも、高く売って利益が出れば、その分は残るよね?

そのとおり。利益がいっぱい出れば、その分は手許に残るから、それで借入金を返そうと思えば返せる。

 
 

そうだよね。

 
 
 
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じゃあ、最初の話に戻るけど、「先に売上のお金が入ってきて、その後で仕入のお金を払う」パターンだったらどうなる? 先に100円の売上のお金が入ってきて、その後100円の仕入の支払いがあるとき。

 
 

え、借りる必要がない? おかしいな。

何がおかしい?

 
 

そっちのほうがいいのかな? あれ、何で普通はそうしないの? 仕入してないのに何で売れるの?

じゃあ、それは次回見てみよう。でも、お金を払うのは遅いほうがよくて、お金が入ってくるのは早いほうがいいっていうのは何となくわかった?

 
 

わかった。その分借入金が減らせて、利息も減らせるもんね。

そのとおり。じゃあ、今回はここまで。

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