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第31回 なぜみんなは金利を払ったり、もらったりしてるの?

第31回は、「なぜ金利というものがあるのか」というこども君の疑問に付き合います。普段は金利の存在を当然のことのように思っていますが、よく考えると難しいですね。

お父さん:公認会計士。このイラストよりだいぶおじさん。でも最近は、以前よりちょっと元気。

こども君:小学4年生。 特徴としては、好奇心が強く、語彙は多いほうで、数字を扱うのは得意。でも、ペラペラ喋って、人の話を黙って聞くのは苦手。その他は、野球のキャッチャーの配球と動物の精巧なフィギュアに興味がある普通の男の子。

前回は、会社が銀行にお金を預けたときの利息と、会社が銀行からお金を借りたときの利息の話をしたよね?

 
 

ちゃんと覚えてるよ。

で、こども君が気になったのは、そもそも「なぜ利息を払うのか?」って話。「何で1%とか2%だけ増えるの?」って聞いてたよね?

 
 

そうだった。

なぜ利息というものがあるかは説明が難しい。だけど、普通何か借りたら、レンタル料を払うよね? プールでタオルを借りたときも、レンタカーで車を借りたときも、レンタル料は払う。だから、お金を借りても、そのレンタル料が必要って考え方はどうかな?

 
 

お金をモノと同じように考えたら、何となくわかるかも。レンタカーで車を返すことが、お金でいえば元本を返すこと。で、レンタカーのレンタル料が、お金の利息ってことか。

そうだね。そういう考え方でいいと思う。あとは、利息を「お金を借りたお礼」と考えてもいいかもしれない。「100円貸してくれてありがとう。お礼に1円払うから、合計で101円返します」って感じ。

 
 

あ、そうか。おまけみたいで、お礼のほうがわかりやすいかな。

あと、ちょっと難しく言うなら、お金があれば、いろんな方法で利益が得られる。株式市場に投資してもいいし、ビジネスで増やしてもいいし。だから、お金を持っていたら、その間にお金を増やすことができる。

 
 
 

でも、損することもあるよね?

それはそうだね。でも、平均的に見て、得することのほうが多いんだろうね。お金を持っていたら増やすことができるのなら、それを人に貸したときには、ちょっと増やして返してもらわないと納得できないよね。この図みたいな感じかな。

 
 
 

うん、わかる。

じゃあ、その増やす分を利息と考えたらどうかな?

 
 

に教えてもらった「機会費用」ってこと?

そうだね。お金をいったん手放すことの機会費用を利息で補償してもらってると考えてもいいかもしれない。「補償」っていうのは、費用なんかを償ってもらうこと。弁償の償だね。

 
 

わかった。預金を銀行に預けたら、自分がそのお金を増やせないから、銀行に増やして返してもらうってことか。

そう、そう。だから自分でもっとお金を増やせる自信があれば、銀行になんか預けないほうがいいよね。銀行に預けることの機会費用が大きいもんね。

 
 

ああ、そういう言い方ね。わかる、わかる。

 
 
 
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あとは何かある?

 
 

お父さん、この前「金利」って言ってたけど、それと利息は同じ?

うん、同じと考えていいよ。もういいかな?

 
 

(これが終わると、こども君はもう寝なくてはいけないので、粘ろうとしている) あのね、まだ気になることがあるんだけど、誰かが預金をして、銀行がそのお金を会社とかに貸した後、預金した人が、すぐに「やっぱりお金を返して」って言ってきたらどうなるの?

銀行はいろんな人や会社から預金を集めて、いろんな人や会社にお金を貸しているから、1人や2人が「預金を返して」と言っても、全然問題ないよ。預金をしている人みんなが、まとめて「お金を返して」って言って来たら返せなくなるかもしれないけど。

 
 

そうか。銀行もちょっとはお金を持ってるんだね。全部貸してるわけじゃないのか。

そうだね。そこはよく考えていると思うよ。

 
 

でもさー、最初は銀行にお金を入れたら、そのお金はそのまま銀行に置いてあるもんだと思ってた。

金庫みたいに?

 
 

そう。でも、銀行の中にあるお金なら、どのお金で返してもいいんだね?

そうだね。お金に色はついてないからね。銀行とか身近にいっぱいあるし、利息なんかもやり取りするのが普通だけど、よくよく考えてみると難しい話だよね。

 
 

うん。また今度、銀行に行ってみたい!

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