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第186回 WACCはWeighted Average Cost of Capitalの略です

第186回は、前回に引き続き、加重平均資本コスト(WACC)のことを話します。ちょっとだけ、有利子負債に対するネガティブなイメージが弱まったようです。

お父さん:公認会計士。実際は、このイラストよりも、だいぶおじさん(本物はこちら)。

こども君:小学6年生。体育と休み時間を過ごすために小学校に通い、阪神タイガースをこよなく愛する普通の男の子。好奇心が強く、数字を扱うのは得意。ただ、ペラペラ喋って、人の話を黙って聞くのは苦手。スポーツ大好き、RPG大好き、三国志やキングダムも大好き。

前回は、負債コストと株主資本コストを組み合わせて、加重平均資本コスト(WACC)を計算した。

 

うん。加重平均の計算の仕方もわかった。そういうの、超おもしろいよね。今まで考えたことなかったから。でもさー、負債のほうが安いんなら、いっぱい負債で調達すればいいじゃんね。

そうだね。

 

でも、意外な感じがしたなー。最初は、負債に悪いイメージがあったから。

何で?

 

「負ける」っていう字が入ってるからかな?

(笑)

 

返さないといけないしね。

そうだね。返済のキャッシュ・フローは固定だよね。利払いも。

 

うん。利益が出ていないと、返せないよね。

正しくは、フリー・キャッシュ・フローだけどね。利益がなくても、キャッシュ・フローが出ていれば…

 

ああ、そうだね。だいたいで言っただけだよ。

すみません。でも、負債の元本返済と利払いのキャッシュ・フローが固定されていることが懸念点なら、それが問題にならない状況であれば、別に負債でいいわけだよね? コストは安いわけだし。

 

うん。キャッシュ・フローが安定してるとき

すぐに言い換えたな。そうだね。キャッシュ・フローが十分にあって、かつそれが安定している会社であれば、負債はただ単にコストの安い資金調達手段ってことになるね。

 

じゃあさー、会社は資金調達のコストを下げたいときには、加重平均資本コストを下げるようにしていけばいいってことか。

そのとおり。ちなみに、「加重平均資本コスト」って言いにくいから、WACCでいいよ。

 

ちょっとカッコ悪いな。でも、WACCって何の略?

Weighted Average Cost of Capital

 

Weightedがわからない。

weightは重さ。だから、Weighted Averageで…

 

ああ、加重平均ってことか。

正解。Cost of Capitalのほうはわかる?

 

うん。Capitalは資本でしょ?

そのとおり。他に…

 

首都!

正解。capital letterは大文字だけどね。

 

それも知ってる。

じゃあ、Weighted Average で「加重平均」、Cost of Capitalで「資本コスト」、合わせて加重平均資本コスト。略してWACCだね。

 

わかった!

じゃあ、加重平均資本コストがパーセンテージで表されるのもいいよね?

 

え?

率ってこと。額じゃなくて。

 

ああ、そういうことか。

だから、例えば、WACCは5%とか6%になるってこと。あとは、それと投資のほうの利回りを比べればいいってこと。

 

あのさー、WACCって、貸借対照表の右側から計算されるよね? 投資って、貸借対照表の左側のほう? 設備投資みたいなもののことを言ってるよね?

うん。その理解でいいよ。WACCは資金を調達するほうの話だから、貸借対照表でいえば右側。負債とか株主資本の話。投資利回りは、投資だから、貸借対照表の左側。設備投資というと、有形固定資産の取得のようなイメージになるけど、棚卸資産を買ったりするのも全部…

 

そういうのも投資か!

そうだね。曖昧な言い方だけど、そういうイメージかな。じゃあ、今回はここまで。次回は、WACCと投資利回りを比べる話をしよう。

 

はーい。

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