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第70回 株式の価値の話をしていたはずなのに、なぜか債務超過の話に

第70回は、株式に投資したときの、その株式の価値について考えます。でも、こども君は株式の価値がマイナスになるのかが気になったみたいです。なので、そこから債務超過の話になってしまいました。

前回は、会社も株式とか社債に投資できるって話をしたよね?

 
 

うん。

で、こども君は、その投資したお金がどうやったら返ってくるかが気になっていた。

 
 

そう。社債は、それを発行した会社がお金を返してくれる。

そうだね。最後にはね。それ、何て呼ぶんだった?

 
 

え?

妖怪ウォッチ。

 
 

あ、「償還」。

そうだね。社債は償還してもらえる。で、株式は、それを発行した会社が清算したら、株主のところにお金が返ってくるんだったね。でも、それはメインの投資の回収方法じゃないってところまで話した。

 
 

うん。だから、それが気になってる。

そうだよね。会社が清算しないとお金が回収できないんだったら、なかなか回収できないから困るよね。

 
 

確かにそうだ。

 
 
 
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じゃあ、株式って価値はある?

 
 

うん。会社にお金を入れて、代わりにもらうものだから価値はあるよね。

そうか。確かに価値はあると思う。でも、それは「お金を入れたから」じゃないね。配当みたいに「お金をもらえるから」価値があるんだよね?

 
 

お金がもらえる? ああ、清算したときみたいに?

うん。会社が清算するのは特別なことだけど、普通会社は毎年配当を払うよ。だから、株主は毎年配当がもらえる。毎年いっぱい配当がもらえるということは、価値があるよね?

 
 

え? それが何で株式に価値があることになるの?

株式を持っているだけで、毎年お金がもらえるなら、その株式はみんなが欲しがるよね? ということは、株式には価値があるってこと。

 
 

ああ、そういうことか。

 
 
 
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逆に言うと、毎年損失を計上してて、全然配当もしないような会社があったとする。その会社の株式を持っていて価値はある?

 
 
 

ないと思う。それって、違うかもしれないけど、負債みたいなものだよね?

面白い考え方だね。それはいいと思うよ。でも、株式の価値は、普通は一番小さくでもゼロにしかならない。株主は出資した金額までしか責任を負わない。

 
 

ああ、価値がマイナスになることがあるなら、株主は会社に出資してくれないか。

 
 
 
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そう、そう。だから、会社の貸借対照表がこんな感じになったら、株式の価値はマイナスになりそうだよね?

 
 
 

え? まずさー、これってどうやってバランスするの?

純資産がマイナスになる。覚えてる? 「純資産=資産-負債」だから、負債のほうが大きかったら、答えはマイナスだよね?

 
 

ああ、そうか。

ちなみに、こういう貸借対照表を「債務超過(さいむちょうか)」って呼ぶよ。

 
 

「負債」のほうが大きいからか。

そうだね。負債と債務は似てるから、債務のほうが資産を超過してる状態だね。

 
 

わかった。

で、純資産は株主のものだったから、マイナスの純資産なら、株主の持分もマイナスになりそうだよね?

 
 

ああ、そうか。

でも、実際には、株主は出資した分までしか責任を負わないから、株式の価値がゼロになったら終わり。

 
 

じゃあ、それ以上は下がらないってことだね?

うん。でも、ということは、誰かが株主の代わりに損するんだけど、それは次回ね。今回、どうしても伝えておきたいのは、株式の価値は、「過去に会社に投資したお金」じゃなくて、「将来、会社が配当してくれるであろうお金」で考えたほうがいいってことだね。

 
 

それはよくわかった。

じゃあ、今回はここまで。

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