お父さんの独り言⑳ こども君、債務者になる

今回は、「お父さんの独り言」ということで、こども君の近況について書きたいと思います。
電子辞書
以下の投稿で書いたのですが、こども君は最近、お姉ちゃん(=こどもちゃん)が持っている電子辞書を欲しがっていました。
こども君による検討
ただ、こども君のお小遣いでは、電子辞書は買えません。
そこで、こども君がまず検討したのは、クリスマス・プレゼントの前借りです。
ただ、これについては、「クリスマス・プレゼントを前借りしたら、クリスマスのときに寂しい気持ちになりそう」という理由で、あきらめました。
次に、私に様々な案を持ちかけてきたのですが、その1つが「ブログの収益で電子辞書を購入する」という案です。
こども君の変動対価
背景からお話しすると、こども君はこのブログに参加することの対価として、ブログが生む収益の一部を「お小遣い」として得ています。
皆さんの大好きな「変動対価」ですね。
その代わり、固定額のお小遣いはありません。これは、以前に私が「固定額のお小遣いがいいか、変動額(ブログの収益の一定割合)のお小遣いがいいか」という選択肢を提示した際、こども君が後者を選んだ結果です。
ブログのPVも収益も右肩上がりなので(といっても少額ですが)、こども君の選択は正しかったことになります。
こども君からの提案
この経済的実態を前提に、こども君の「ブログの収益で電子辞書を購入する」という案ですが、まとめると以下のとおりです。
なかなか面白いスキームに聞こえますが、その本質としては「お父さんからお金を借りているだけ」ですね。
しかも、「固定額の返済を約束しない」(キャッシュ・フローの変動リスクを相手に押し付ける)とか、なかなかやるなと思います。このブログでも、固定費の怖さはよく学んでますからね。
私には何のメリットもないスキームですが、その後、「お父さん、肩たたきしようか」など、なかなかの交渉力を見せてきたので、とりあえず、こども君の案に乗りました。
電子辞書入手後
その結果、こども君は電子辞書を手にしたわけですが、電子辞書で何をしているのかを聞いてみると…
こども君:うん。魔法を考えてるんだ。
私:何の魔法?
こども君:ファイナルファンタジー!
私:え? もう魔法って決まったものがあるんじゃないの?
こども君:そうだよ。だけど、自分でも考えてる。そのときに和英辞典が便利なんだ。
私:へぇー。どんなの考えた?
こども君:一番いいやつ?
私:(笑) うん、一番の自信作を教えて。
こども君:ディザスタ!
私:はい、ありがとうございました。
電子辞書の使いみち…