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お父さんの独り言

お父さんの独り言⑬ 小学4年生に使える知識は財務会計よりも管理会計

今回は、「お父さんの独り言」ということで、最近こども君と話した感想を書きます。

 

財務会計のお話

会計では、例えば、損益計算書でどういう科目を使うか、というお話があります。少し前に見たように、「売上高」に始まって、「当期純利益」までをどう表示するか、ということですね。

これは、一般に「財務会計」と呼ばれるテーマです。

 

管理会計のお話

これに対して、損益計算書の表示に関わらず、それを変動費や固定費に分けていく作業は、どちらかというと「管理会計」のテーマです。

言葉自体はどうでもいいのですが、こういう観点からは、「正しい損益計算書を作ること」はそれほど重要ではないと思います。

それよりは、管理上、「ちゃんと変動費と固定費が区分できていること」が重要です。

 

損益構造を見ることの重要性

というのも、固定費の大きい会社は、不況になるとすぐに赤字になります。売上が出なくても、人件費や賃借料は払わないといけないので。

そういう損益構造を知っておくことは、ビジネスをやっていく上で、実態として非常に重要です。

言い換えると、損益計算書の表示区分が正しいかどうか等々の財務会計のお話は、そういった局面では重要ではありません。最終損益がどうなるかだけを考えればいいわけです。

 

M&Aのときも同じ

話が飛びますが、別の会社を買収するときなんかも、買収対象会社の損益構造は絶対にチェックします。

このとき、もちろん、その会社が作っている損益計算書を基礎にしますが、それとは別に、変動費と固定費を分解したり、そこから損益分岐点を分析したりします。

結局大事なのは、将来、買収対象会社の売上が変動したときに、損益がどうなるかということですね。だから、財務会計よりは、管理会計的な視点で分析をするということです。

 

こども君に対して

こども君には「これが管理会計だよ」みたいなことは教えません。特に重要な用語だとは思わないので。

ただ、意思決定に際して、会計の数字を使うことの重要性は教えていきたいと考えています。

売上が伸びても固定費は増えないので、売上の増加とともに製品1個当たりの原価は下がっていく、等々のお話は、知っていれば当然のことですが、知らないと間違った意思決定をしそうですよね。

もちろん、その前段階として、管理のために必要な情報を普段から拾える仕組みを作っておくことが重要です。

そういう会社の大変さも、それとなく伝えたいと思います。

 

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