海外子会社管理本の原稿を書き終えました

今日は久しぶりに雑談です。
目次
原稿書けたー
最近ずっと新しい本の原稿を書いていたのですが、先週末に推敲も終わって、月曜日に編集者の方に原稿を送りました。
内容としては、海外子会社管理の入門っぽいものです。
こういう状況を「脱稿」と呼ぶのかもしれませんが、別のものを連想させるので、私はこの単語は使いません。
集中力の低下
それはそれとして、今回は疲労感のみが残りました。
要因としては、何よりも集中力が落ちていることが大きいです。もう300ページも書けない。。。
顧問契約の増加
あとはコロナ禍で仕事の構成が変わって、海外関係のスポットのお仕事が減った一方、顧問契約が増えてきたことも影響している気がします(めちゃくちゃ有難い話です)。
スポットのお仕事は、その期間中はそれ一色になりますが、終わればまとまった空き時間ができるので、そこで一気に原稿を書くことができます。
一方で、顧問契約が増えてくると、日々の電話やメールも増えてくるので、原稿に集中するのが難しくなってきます。
例えば、同じ2時間でも、「まとめて2時間」と「飛び飛びに1時間ずつ」だと、執筆は断然前者のほうがはかどります。これはたぶん執筆に限ったことではなくて、「集中を要する仕事」はみんなそんな感じだと思いますが。
しかも、電話があるということはだいたい急ぎで、結構深刻な問題だったりするので、そんなときに原稿を書いていたら怒られます(笑)
海外子会社管理の入門です
1か月遅れながら何とか書けたので、このブログでも出版までの実況中継をしたいと思います(誰も興味ないと思うけど)。
海外子会社管理の入門っぽい本ということで、まだ初稿段階ですが、今回の本の「はじめに」のはじめの部分です。
本書は、海外に子会社を持つ日本企業が、会計・税務・財務などの「数字が関係する分野」で、どのように海外子会社を管理すべきかというテーマを取り扱っています。
シンプルにいうと、こういった分野での「海外子会社管理のコツ」といったところですが、具体的には、日本側でチェックすべき項目を50のチェック・ポイントの形にまとめています。
あんまりこのブログの内容とは連動していませんが、どちらかというと、この本の内容のほうが私の本業です。
これで最後のような気も
どうでもいいことなのですが、何となく紙の本を書くのはこれで最後のような気もしています。
やっぱり(私が)難しいことを書くと本は売れないし、簡単なことを書くのはしんどいので、そろそろ潮時かなと。
興味があることを追究するなら、本よりはお仕事に集中したほうがいいようにも感じます。
あるいは、売れなくてもいいので、紙の本以外の媒体で、ターゲットを絞って書くとか、そういうのも楽しそう。5人くらいの読者の方がめちゃくちゃ共感してくれるとか(笑)
氷河期世代ど真ん中で、もういいお年頃なので、そろそろ好きなことをやってもいいですよね。
同年代の皆さん、お互い頑張っていきましょう!
ということで、今日はここまでです。
では、では。
佐和 周(公認会計士・税理士)
現 有限責任 あずさ監査法人、KPMG税理士法人を経て、佐和公認会計士事務所を開設。専門は海外子会社管理・財務DD・国際税務など。東京大学経済学部卒業、英国ケンブリッジ大学経営大学院(Cambridge Judge Business School) 首席修了 (MBA)。詳細なプロフィールはこちら。